学部・学科・大学院
薬学科
広瀬 雅一(ひろせ まさかず)
職 名 | 講師 |
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専門分野 | 臨床薬学 |
担当科目 | 基礎病態解析学、医療の担い手の心構え、コミュニティファーマシー、実務実習事前学習、病院・薬局実務実習など |
メッセージ | 薬学教育が6年制となり、薬剤師の持つ専門知識を、医療の場でどのように活かしていくかを考えるステップに来ています。薬剤師が果たすべき役割は何なのか、そして薬剤師には何ができるのか、最新の医療動向も注視しながら追及していきます。 |
5年次実務実習充実のための方策の検討
平成31年度に導入される、薬学教育の改訂コア・カリキュラムに準拠した実務実習を、より高いクオリティで実施するための方策を検討しています。大学が実務実習の内容やその運営を、如何にコーディネートし、病院および保険薬局と連携を果たせるかによって、新しい実務実習の成否が決まります。現在実施中の実務実習が抱えている課題も見直しながら、薬学生ならびに実習受入施設にとって最適な実習方法を策定し、薬学教育のカリキュラムに反映させる検討を進めています。
医療コミュニケーションを深化させる薬学教育の導入
臨床現場の薬剤師に求められているコミュニケーション力を、薬学教育の中でどのような手段で高めていくのがよいかを研究しています。本学は、1,2年次からSGDや学外施設との交流学習などを積極的に展開しており、コミュニケーション力を醸成する礎を築いてきています。これらの成果を、服薬指導や患者様への応対に効果的に活用できるようにするための、臨床準備教育のプログラム構築を行っています。
薬局機能強化の支援と薬薬連携の構築
かかりつけ薬剤師としての職能や、健康サポート薬局機能が、保険薬局の役割としてより重みを増してきています。これらの薬剤師や薬局機能の強化への支援を実践しながら、薬学教育への反映方法を模索しています。また、抗悪性腫瘍薬等の処方箋をとおして、病院薬剤師と薬局薬剤師が連携する手段の構築を、患者様の視点に立って進めています。