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薬学科
番匠谷 研吾(ばんしょうや けんご)
メッセージ薬の候補となっている化合物の中には,水に溶けないために生物に投与できないことが理由で,薬にできないものが少なくありません.また,薬は目的の場所以外で働く場合は副作用が現れてしまいます.これらの問題点を同時に解決するために,「ドラッグデリバリーシステム」という技術を利用した研究を行なっています.
職 名 | 助教 |
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学 位 | 博士(薬学) |
専門分野 | 製剤学 |
担当科目 | 循環器・腎疾患の薬・病態・治療,実習IVなど |
その他 | https://www.researchgate.net/profile/Kengo_Banshoya2 |
一粒で二度おいしい製剤の開発
水に溶けないため投与が難しい薬について,髪の毛1本の太さの1万分の1と同じくらいの大きさの水に溶けるホーミングナノマシンの作製を試みています.ホーミングナノマシンに薬を入れることで,目的の場所への輸送を量的・空間的・時間的にコントロールすることができ,副作用の少ない製剤の開発が期待できます.
ドラッグデリバリーシステムを利用した製剤化
薬物治療の適正化
薬物治療の適正化に関する研究として,リアルワールドデータである独立行政法人医薬品医療機器総合機構(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency; PMDA)が提供している医薬品副作用データベース(Japanese Adverse Drug Event Report database; JADER)を用いた副作用に関する調査研究などに取り組んでおります.