【工学部】第6回FukuyamaCloudLive開催!
働き改革! 福山市ものづくり交流館にて、第6回FukuyamaCloudLive「働き方改革、さらなる段階に向けて」が開催されました。
工学部の中道が紹介します。
11月21日(水)にRim福山7階の福山市ものづくり交流館セミナールームBにて、第6回FukuyamaCloudLive「働き方改革、さらなる段階に向けて」が開催されました。このイベントは、工学部とHiBiS(ハイビス:広島インターネットビジネスソサイエティ)が主催となって開催しており、今回で6回目を迎えることができました。
第6回を迎えたFukuyamaCloudLive。今回は、働き方改革をはじめとする業務改善へ取り組んだ結果、無駄な事務作業を減らし、働きやすい職場を実現した福山市の猪原歯科・リハビリテーション科の事例を紹介していただきます。また、働き改革の次の一手として注目されるRPA(Robotic Process Automation)は、日常の定型業務に関するあらゆる課題を解決することが可能とされています。今回は、RPAって何?から、その仕組みや導入方法について語っていただきます。
1つ目の講演では、「現場を疲弊させない支援システム」を猪原歯科・リハビリテーション科の医療情報技師である前田様にご講演いただきました。「どこでどのように誰がデータを入力するのか」というインプットと「どこでどのように誰がデータを閲覧するのか」というアウトプットを重視した設計を、クラウドサービスの導入の進め方とともにその導入効果についてお話していただきました。具体的な事例をもとに、長時間労働が是正され、離職率の低下や採用・人材育成コストの削減につながったという効果が示され、参加者の皆さまも非常に納得されている様子でした。
2つ目の講演では、「ルーティンワークをロボットが代行!~累計1,200社が導入している純国産RPAツールの特徴と導入ポイント~」について、株式会社NTTデータの大熊様に講演いただきました。 話題沸騰のRPA市場、その中でも珍しい純国産RPAソリューション「WinActor(ウィンアクター)」を紹介します。WinActorは、国産かつコンパクト設計というRPAに最も求められるポイントで圧倒的な強みがあり、RPA市場における導入社数がNo.1になったと言われています。講演では、WinActorの特徴はもちろん、導入事例や選定・導入における検討ポイントなどについて紹介いただきました。実際の操作の様子も交えて説明いただいた際には、RPAの利用イメージが参加者の皆様にも伝わり、その導入効果に納得されている様子でした。
最後に、終わりの挨拶として工学部長でありスマートシステム学科教授の香川先生より挨拶をいただきました。香川先生からも、今後の働き方改革の重要性についても紹介いただきました。
地元IT企業の方々や経営者の方々を中心に多くの方々にご参加をいただき、会場は満員御礼で、まさに働き方改革が差し迫った状況にあることが感じられました。
今回も工学研究科や工学部の学生らが運営に携わり、会場設営や受付などを積極的に手伝ってくれました。ご協力ありがとうございました。
学長から一言:大学教職員も、効率化できる仕事は出来るだけ効率化して、教育・研究やその支援、さらにインフォーマルな学生との交流やふれあいに、時間をもっともっと割けるようにしたいですねッ!