【薬学部】4年ぶりの会場開催となった福山市民の健康まつりに参加!

【薬学部】4年ぶりの会場開催となった福山市民の健康まつりに参加!

福山市民の健康まつりである「健康ふくやま21フェスティバル2023」が、11月12日(日)に4年ぶりに対面で開催されました。その時の様子について、薬学部杉原教授よりご報告がありましたので薬学部ブロガーのY.Sがご紹介いたします。

 


コロナウイルスの感染が深刻だった時期には、感染の拡大防止対策として、会場を設けての対面開催は中止され、福山市のホームページ上でのWeb開催となっていました。また、そのようにコロナ禍により対面開催が中止となるまではビックローズなどが会場でしたが、今回は商業施設にあるポートプラザ日化(ポートモール)が会場になりました。そのため、買物客が気楽に立ち寄ってくださいました。

ポートプラザ日化(ポートモール)で開催されたフェスティバルの様子

 

今年度のメインテーマは、健康寿命の鍵を握る“フレイルを予防しよう!”でした。このフェスティバルには、本学学生もセルフメディケーションの授業の一環として参加し、ヘルスプロモーションの観点から、地域の健康づくりについて体験しました。この体験を通して学修したことについて、12月の授業で学生達はプレゼンテーションをおこないます。福山大学からは、心理学科、生命栄養科学科、薬学科の3学科が出展しました。

心理学科のテーマは、「心の健康のために~きょうから試せるプチ・ストレス対処法の紹介~」(山崎理央教授担当)でした。心の健康やストレスについてのお話と生活の中で簡単に取り入れ試されるちょっとしたストレス対処法として、ストレス解消三箇条の紹介がおこなわれました(心理学科単独のブログ記事も別途掲載されています)。

心理学科のブースでの啓発活動

              
生命栄養科学科のテーマは「貧血」(山田直子講師担当)でした。貧血の予防について啓発を行うと共に、実際に一般市民の皆さんを対象に貧血測定を行い、測定結果に基づいて貧血予防のための食事や栄養について啓発活動を行いました。

生命栄養科学科のブースでの貧血測定

 

貧血予防のための食事や栄養についての啓発活動

 

薬学科は「健康簡単チェック」をテーマとして、市域住民を対象に肺年齢測定、血流・血圧測定、フレイルの簡単チェック(広島びんごフィジカルアセスメント研究会担当)を行いました。大変盛況で、一時期、ブースの前に行列ができました。

薬学部ブースでの「健康簡単チェック」の様子

 

学生達による啓発活動

「健康ふくやま21フェスティバル2023」での活動を通して、福山大学は健康に係わる情報の提供や簡易測定による啓発活動を行い、地域貢献を行いました。一方、学生達はこのフェスティバルへの参加により地域の皆さまから貴重な体験をさせていただきました。自分の健康は自分で管理する自覚の大切さや地域全体で一人一人の健康をサポートする意義を学生達が学修する機会になりました。

健康ふくやま21フェスティバル実行委員会 委員長
薬学部  教授    杉原成美

 

学長から一言:「健康ふくやま21フェスティバル2023」には本学から3つの学科が参加し、それぞれの専門知識や特徴を活かした展示や活動を展開しました。健康維持に対する市民の意識が高まる中で、薬学部薬学科のブースには種々の検査を受けるため、来場者の長い列ができたようです。市民の健康増進への貢献、お疲れ様でした。

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