【図書館】「全国大学ビブリオバトル2018」中国Bブロック地区決戦に参戦
こんにちは、学長室ブログメンバーのKです。
11月3日(土・祝)に、広島県情報プラザにて「全国大学ビブリオバトル2018~大阪決戦~」の中国Bブロック地区決戦が開催されました。その内容をお伝えします。
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福山大学からは人間文化学部人間文化学科2年生の重森貴寅さんが参戦し、観戦者(※ビブリオバトルでは聴衆のことをこう表現します)40人の前で見事なスピーチを披露してくれました。
「ビブリオバトルってなに?」と思われる方も少なくないはず…ということで、少しだけビブリオバトルについて説明します。
正式には「知的書評合戦ビブリオバトル」と言い、大人から子供まで幅広い世代で楽しむことができる本の紹介コミュニケーションゲームです。
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」というキャッチコピーの下、日本全国の高校や書店、カフェ等で開催されており、公式ウェブサイト(http://www.bibliobattle.jp/)で全国各地のビブリオバトルの開催情報が確認できるため、ワークショップ感覚で気軽に参加できることも、近年読書好きの間で静かな盛り上がりを見せている理由の一つではないでしょうか。
やり方もわかりやすく、発表者数人がそれぞれ3分の持ち時間を利用し、「自分のオススメの本」をプレゼン、観戦者は質疑応答の後で一番読みたいと思った本に投票し、得票の一番多かった本がチャンプ本に認定されるといったものです。
どこでも誰とでも気軽に、といった点が受けたのか、大学生を主体とした「全国大学ビブリオバトル」も毎年開催されており、福山大学でも三蔵祭で「中国地区予選会」を開催しています。ここで見事チャンピオンに選ばれた学生が、先述の地区決戦へと参加できます。
さて、11月3日(土・祝)に開催されました決戦の話に戻ります。今回は発表者7人で、広島県の大学を中心に山口の大学からの参戦もあり、とてもバラエティに富んだメンバーでした。中国Bブロック地区決戦ということもあり、皆さんとても上手にスピーチされている印象を受けました。心理テストやコール&レスポンスといった観戦者を巻き込んだ手法を用いている発表が多く、会場は終始盛り上がりを見せていました。
重森くんの紹介本は『ナメクジの言い分』!
インパクトのあるタイトルと軽妙な語り口調、さらには小道具を使ったユニークな手法で、観戦者席から笑い声が上がるシーンもあり、和やかなムードのままで持ち時間いっぱいプレゼンすることができました。
今回は惜しくも勝ち進むことはできませんでしたが、来年度へのやる気を高めるいい機会になったと思います。
今回のチャンプ本『ナメクジの言い分』ですが、「是非読んでみたい!」という方は、附属図書館本館に所蔵しておりますので、是非借りて読んでみてください。チャンピオンいわく、「ナメクジへの愛情は増えない(!)けれど、ナメクジについてはかなり詳しくなれる」とのことです。ナメクジに対して既に知識は十分という方もそうでない方も、楽しめること請け合いです。
来年のビブリオバトルへの参戦・観戦もお待ちしております!
学長から一言:本学のビブリオバトルもだんだん本格的になってきましたねッ!読書と話術の両方が鍛えられる、面白い競技で、学生達がたくさん参加するようになることを期待していま~す!!!