【就職課】「ローカルジョブサミット」で学生目線で地元企業をプレゼン!
11月25(土)に広島市の広テレホールにおいて、広島県中小企業家同友会主催の「Jobway ローカルジョブサミット」が開催されました。本学からは経済学科の3チームが出場しましたので、その様子について学長室ブログメンバーで就職課の平が報告します。
ローカルジョブサミットとは
この催しは、広島県中小企業家同友会の企業でJobwayに加盟している企業を学生たちが訪問取材し、学生目線で企業の業務内容や一推しポイントを見つけ、就活を始める仲間へわかりやすく紹介するというイベントです。今年で4年目を迎える本イベントは、福山大学の他に、県立広島大学、広島国際大学、広島修道大学、広島文教大学、安田女子大学、広島女学院大学、尾道市立大学の8大学19チームが参加しました。
福山大学から経済学科3チームが参加
経済学科の佐藤ゼミはO・I株式会社、高羅ゼミは山陽パッケージシステム株式会社、田中ゼミは有限会社広島金具製作所の3社を担当しました。
10月から準備が始まり、企業とスケジュールを調整して工場見学をし、現場の社員さんから説明を受け、内容をグループでまとめました。その際に出た疑問は、何度も当該企業の担当者とメールや電話にてやり取りをし、ポスターを作成、さらにプレゼンテーション用のスライドも作成するというハードな作業をこなして、11月25日の本番を迎えました。
ステージ発表とポスター発表の2刀流
今年度は、広島で全大学がそれぞれのブースでポスター発表を行った後、ホールのステージでスライドを用いたプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、O・I株式会社を取材したチームが、当日、現場の皆さんに対してアンケートのご協力をお願いし、その集計結果をプレゼンに盛り込み、中小企業の良さをアピールしていました。これは、過去に例のない画期的なプレゼンでした。
<O・I株式会社のプレゼン>
<山陽パッケージシステム株式会社のプレゼン>
<有限会社広島金具製作所のプレゼン>
学生らしい視点でのポスター発表
来場した学生たちが「知らない会社だけど、聞いてみようかな」と思えるようなインパクトのあるポスターが並び、隣接する発表を順に聞いていました。また、企業ブースへの来訪者が1人でもいれば説明を始めるため、最初はぎこちなかった説明が、次第に来場者の興味を惹きつけられるような話し方へと向上していました。
学生の反応
・ジョブサミットを通して、地元の中小企業に関して知ることができました。
・他大学のプレゼンの仕方を学び、刺激になりました。
・ゼミの仲間と一緒に企業へ取材に行き、第三者に魅力が伝わるようにポスターやプレゼン資料を作成するという作業がとても大変でした。しかし、企業の方や他大学の学生の前で発表し、貴重な体験ができたと思います。
企業の反応
・地元企業を知るきっかけや、自己のプレゼンと魅せる資料づくり、他大学の同年代の状況などを見て学んだことを、今後に活かして頂きたい。
・準備から発表まで数カ月に渡りましたが、「調べる力」をこれからの就職活動に活用していただければと思います。
最後になりましたが、O・I株式会社、山陽パッケージシステム株式会社、有限会社広島金具製作所のご担当者および経営者の皆様、お忙しい中、取材後もアドバイスをいただくなど本当にありがとうございました。また、広島県中小企業家同友会様には本学学生たちのためにバスをチャーターして頂き、感謝申し上げます。
学長から一言:学生が選んだ企業のまるで一員になったような気持ちで当該企業の推奨ポイントを来場者にアピールする、そんな催しと理解しました。取材やポスター作り、会場でのプレゼンテーションなど、さまざまな力を磨くにはもってこいの機会だったようです。経済学科の3つのゼミの皆さん、頑張りましたね。主催者である広島県中小企業家同友会の関係者の皆様に今回もたいへんお世話になりました。私からも御礼を申し上げます。