【ワークライフ支援室】ダイバーシティ推進の取り組み「Chance Making講座」がスタートしました!

【ワークライフ支援室】ダイバーシティ推進の取り組み「Chance Making講座」がスタートしました!

 10月6日(金)にワークライフ支援室(男女共同参画推進室)のダイバーシティ推進の取り組みとして「Chance Making講座」を開催しました。その様子について、ワークライフ支援室長の工学部建築学科佐々木准教授からの報告を総務部庶務課の佐藤が紹介します。

 


 本年度、ワークライフ支援室(男女共同参画推進室)では、ダイバーシティ推進セミナーとして多様な価値観や経験に触れる機会を増やすための新たな取り組みを始めました。
 これからの社会にはダイバーシティ(多様性)の理解は必要不可欠ですが、大学生活の中では同じ学部や学科の同質な環境に留まりがちで多様性に触れる機会や情報が少ないことが課題としてあげられます。そこで多様な価値観や経験を持つ人を講師に迎えて経験にフォーカスした講演を行う講座を企画しました。他の人の経験を聞くことで、自分の可能性を広げるきっかけとしてもらいたいと考え「Chance Making講座」と名付けました。

Chance Making講座のポスター
「同質な環境に滞在しがちな今、多様な経験・価値観を知ろう!」

 「Chance Making講座」の講師は福山大学の教員です。総合大学である福山大学には多様な価値観や経験を持つ教員が多くいます。身近な教員の経験を聞くことでダイバーシティに触れ、より身近に考えることができます。

 初回の講座は2023年10月6日(金)に未来創造館1階Display Cornerで行われました。講師は、大学教育センターのSuzuki Heather Anne助教。講座のテーマは「Fitする場所を探して-オーストラリアから日本への旅」でした。オーストラリア出身のSuzuki助教が日本に来てから達者な日本語を話すようになるまでの経験を6枚の写真を使ってプレゼンテーションしました。講座で使った6枚の写真を紹介します。不思議な写真もありますね。講座の内容は会場にいた人にしかわかりません。

Suzuki助教が使った6枚の写真。どんな内容だったか想像してください。

 今は多くのことが記録されてインターネットで知ることができますが、この講座の詳細な記録はアーカイブしません。経験や価値観という目に見えないことは同じ場所、同じ時間を過ごす中で感じる要素が多いことだからです。この時間、この場所でしか得ることができない感覚を講座に参加して経験して下さい。

講座はPresenter(講師)とInterviewerの対話形式で行われます。

 「Chance Making講座」は年2回の開催を予定しています。

次回は 2023年12月8日(金)17:00−18:00です。
講師は、海洋生物科学科の山本知里講師です。テーマは「やりたいことを続けるために-イルカを追いかけた日々」です。

日本でも数少ないイルカの研究者としての山本講師の経験や価値観を聞くチャンスです。ぜひ参加ください。

会場準備の都合で参加希望者はformsでの申し込みをお願いします。
申込フォーム
https://forms.office.com/r/su76LsVSrj

講座のポスターPDFはこちら

 

学長から一言:ワークライフ支援室は新企画の講座を通じて、多様性を重んじる社会の実現に一歩でも近づこうと頑張っています。それにはまず身近な学内に注目。普段は何気なく過ごしているキャンパスも、よく見れば実に多様性に満ちています。さまざまな体験を背景に講師から飛び出す話題には、思わず「な~るほど」と頷いてしまいました。

 

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