【図書館】ようこそ新入生!新生活に新たな本を読んでみませんか?
葉桜が茂り始め、つつじの花が見ごろを迎える季節となりました。学内には新たな生活に緊張した面持ちの新入生が多く見受けられます。図書館では、新入生に向けた書評冊子『新入生にすすめる50冊の本』を刊行しています。今年度も充実した冊子が完成しましたので、学長室ブログ読者の皆さんに附属図書館の喜多村がご紹介したいと思います!(投稿は学長室ブログメンバーの大谷)
- 『新入生にすすめる50冊の本』とは
本冊子は、2012年度に刊行を開始しており、本学の学生・教職員から「新入生におすすめしたい本」というテーマで書評原稿を募集し、その中から選ばれた50作品が掲載されています。本学の初年次教育科目「日本語表現法」の授業内で、読書推進システム「注文の多い図書館」が実施されており、その成果物である書評の優秀作品を、本冊子に収録しています。
掲載されている50冊の本は、図書館内に「新入生にすすめる50冊の本」コーナーを設け、先輩・教職員が新入生におすすめする本として毎年親しまれています。
今年度も、「福山大学の桜」ミニフォトコンテストの2022年度受賞作品を表紙にさせていただきました。
附属図書館本館・分館内での配布に加えて、例年、新入生向けの資料として、入学時点で学生の皆さんへ配布しています。毎年、図書館をこれから利用したいという新入生が、本冊子を読んで「読んでみたい本があったんですが、どうやったら貸出できますか?」とカウンターに来てくれる度に、何とも言えない達成感に包まれます。
先に紹介したとおり、本冊子では在学生からだけではなく、教職員のおすすめ本も紹介されています。小説だけではなく、専門的な学術書であったり、逆に学問への入門書であったり、多岐にわたるジャンルの本が紹介されています。普段なら、自分で手に取ることもないような本との出会いのヒントがあると思います。
大学生として新たな人生の一歩を歩み始めた新入生の皆さん。いつもと違う何かに触れてみたい在学生の皆さん。学生のおすすめする本に触れて、学生の視点を覗いてみたい教職員の皆さん。その他、大学図書館を利用したい、近隣にお住まいの皆さまへ、ぜひご一読いただきたいと思います。
冊子印刷物は、バックナンバーと併せて図書館本館・分館にて配布していますが、オンラインで読みたい方は、図書館HPの刊行物一覧よりご覧いただけます。『新入生にすすめる50冊の本』をきっかけに、本に触れる・読書の機会を増やしていただければと思います。
学長から一言:福大の新入生に附属図書館から毎年内容を一新して届けられる読書の道しるべ、『新入生にすすめる50冊の本』は新入生諸君に重宝されているでしょうか。上級生や教職員が選んだ新入生に読んでもらいたい本は各人各様。今流行の新刊書から古典まで盛り沢山の内容が詰まっています。大学生になったことを実感するためにも、是非とも図書館に足を運んで所載の書籍を手に取って見てはどうでしょう。