【スマートシステム学科】超異分野学会東京大会2023に院生・学生が参加しました!

【スマートシステム学科】超異分野学会東京大会2023に院生・学生が参加しました!

このブログで紹介してきた「超異分野学会」、これまで大阪大会香川フォーラムにスマートシステム学科の学生が参加してきましたが、3月3日(金)~4日(土)に東京で開催されました「超異分野学会東京大会2023~知の航路を拓く」に、スマートシステム学科の学生1名と電子・電気工学専攻の院生2名が参加し、ポスター発表を行ってきました。この様子について、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が報告します。

今回の超異分野学会東京大会2023に参加したスマートシステム学科の学部生は3年生の山田幸輝君で、彼は学科のドローンプロジェクトの一員で、2月の岡山テックプランターに登壇したり、昨年の超異分野学会香川フォーラムに参加したりと積極的に研究に取り組んできました。今回は、それらの研究をまとめ「ドローンの汎用性向上デバイス」という題でポスター展示しました。また、会場ではノートPCを使って、ドローンでの撮影動画から2Dマップを合成したり、建物の3次元モデルを作成したりするデモンストレーションを行いました。会場では、多くの研究者の方や企業の方に興味を持っていただき、スマートシステム学科で学生が取り組んでいるドローンプロジェクトの説明を聞いてもらいました。

山田幸輝君のポスター展示

また、大学院生でも、電子・電気工学専攻から私の研究室のゼミ生である村上力丸君と本田義典君が「オリジナル全方位カメラの画像処理とアプリケーション適用」という題でポスター展示しました。会場には、これまで開発してきたデバイスを持ち込み、多くの研究者や起業の開発担当の方に興味を持っていただきました。さらに、研究室で開発している小型ロボットも展示したので、関東地区でロボットコンテストに取り組んでいる学生の方からデバイスの作り方やロボットの動かし方などを熱心に質問されていました。

村上力丸君がロボットに関しての質問に真摯に答えています。

今回の超異分野学会東京大会2023でも、大阪大会と同様にポスター発表などを行った研究者同士がコラボレーションを行い、即興で研究企画案を出すという「Knowledge Manufacturing Ignition」というイベントが企画されました。山田君は、東京海洋大学の渡辺研究室の学生の皆さんとコラボした次世代ドローンシステム、村上君と本田君は、室蘭工業大学の大学院生の方と特殊カメラを用いたスマート農業を提案しました。ここから新たな研究が発展していくことを期待しています。

ちなみに、今回の超異分野学会東京大会2023は、日本武道館前の九段下カンファレンスという東京都心の会場で開催され、学生の皆さんは多くの大学や企業の研究の取り組みに触れ、また早春の東京も満喫して、大いに刺激になったのではないかと思います。彼らの今後の研究の発展に期待しています!

九段下カンファレンスの玄関で武道館を背景に記念写真(左から山田君、村上君、本田君)

 

 

学長から一言:多彩な分野の研究者が集う、文字どおり超分野学会の東京大会で、スマートシステム学科の学士課程の山田君や大学院工学研究科電子・電気工学専攻の村上君、本田君が行った自らの日頃の研究成果発表は充実していたようですね。同じ研究関心を持ちながら日頃は顔を会わすことがない人たちと出会い交流する学会という場の素晴らしさを感じたことでしょう。

 

 

この記事をシェアする