【海洋生物科学科】卒業研究発表会を開催!
海洋生物科学科の令和4年度卒業研究発表会が開催されました。その様子を学長室ブログメンバーの山岸がお伝えします。
発表会は2022年12月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり行われ、今回の会場には未来創造館 2 階のオープンスペースであるコミュニケーションホワイエを使用しました。
発表は「ポスター発表」形式で、各4年生が卒業研究の成果をまとめたポスターの前で口頭発表を行います。各学生が掲示板にポスターの貼り付けを終えると一旦控室に集合し、学科長から挨拶がありました。
いよいよ発表開始です。まずは、教員の前で5分間の発表、5分間の質疑応答を行いました。
ポスター発表は、発表者と聴き手が直接討議しやすいという良さがありますが、それだけ踏み込んだ質問も飛んできます。学生達にとって緊張する時間だったことでしょう。しかし、こうして様々な人と議論することは、思わぬ気づきや課題解決のヒントを得られる貴重な機会になります。受けた指摘や意見を今後の改善につなげていきましょう。
続いて、45分間の自由討論の時間です。新型コロナウイルス感染症対策のため、4年生と教員以外で参加できるのは3年生限定となりました。次年度に自分達も卒業研究に取り組む3年生達は、先輩達のポスター発表を熱心に聴き、あちこちで活発な質疑を行っていました。
今年度は学科に新たに2研究室が加わり、12研究室による多彩な研究テーマがありました。分野は水産養殖、生態系調査、環境保全、系統分類、アクアリウム飼育、展示教育、防疫、食品機能解析等にわたり、扱う対象もイルカ、魚類、クラゲ、甲殻類、海藻、微細藻類、細菌、化学成分、遺伝子等、とても多岐にわたるものでした。
4年生の皆さん、大変お疲れ様でした!今回の発表会での議論を受けて、1月末に提出する卒業論文をより良いものにしていきましょう。また、次の後輩達にいい形で研究を引き継いでもらいたいと思います。
学長から一言:近頃ブログには各学科の卒論発表の様子がレポートされていますが、今回は海洋生物科学科。教室に関係者全員が集まって1件ずつ実施という、見慣れた形式とは違って、工夫を凝らした発表会になったようです。ウイルス感染防止にも最大限の注意を払いながらの開催は苦労が多かったと思いますが、きっと大きな成果が上がったことでしょう。