【生物工学科】ラオスの風はラオスに吹く③ 小学生との交流

【生物工学科】ラオスの風はラオスに吹く③ 小学生との交流

輝かしいラオスの未来を見ました。生物工学科のラオス海外研修について報告するブログの第3弾です。生物工学科佐藤が報告します。

ラオスの小学校とはご縁があり、前回2019年の研修と同様に、今回も訪問させていただきました。今回は広島化成株式会社様からスポーツシューズをご提供いただきましたので、お土産として持参しました。生徒たちはほぼサンダルでシューズを履いている子供はいません。子供たちはスポーツシューズにどんな印象を持ったのでしょうか。そして生物工学科の学生たちは、異国の小学生にどんな印象を持ったのでしょうか?教育現場におけるラオスの風を感じてきました。

まずは校長先生にご挨拶しました。生徒は300名ほどいるとのこと。LAODI社長のシハッタ・ラスフォーンさんの通訳で、子供たちともコミュニケーションをとることができました。子供たちはみんなとにかく無邪気で明るくとっても元気。こちらもたくさんの元気をもらいました。秦野教授から校長先生にお土産のシューズをプレゼントしました。

スポーツシューズを子供たちに実際に履いて歩いてもらいました。ラオスの子供たちの足は大きく、靴のサイズを合わせるのに苦労しました。子供たちは「シューズを履きたい履きたい!」とどんどん手を上げてくれて、実際にシューズを履いて歩く子供たちはうれしそうでした。

よく勘違いがあるのですが、忘れてはいけないのは、決してこれは施しではないということです。私たちの幸せの価値観を決して異国に押し付けてはいけませんし、施しを期待されているなどと勘違いしてもいけません。今回の交流で、子供たちに感じてほしいのは、これまであまり接触したことのない海外の大学生の雰囲気や自分の知らない言葉を話す人たちの様子、そして、シューズという新しいものに対して抱いた自分の印象です。反対に、生物工学科の学生たちも、異国の小学生を見て、日本とは違う印象を持ったことでしょう。こうした初めての体験だけが人を成長させます。私たち日本人の子供もこんなに元気に小学校生活を過ごしているだろうかと改めて考えてみる機会になったかもしれません。また、日本のシューズに興味をもって将来作ってみたいと思うラオスの子供たちもでてくるかもしれません。多様性を認めるためには、まず多様性を認識する必要があります。お互いの文化を交流させることで、一緒に成長していきたいのです。異国の大学生と小学生。両者の心に何が残ったでしょうか?

さて、写真だけだとなかなか伝わらないことも多いので、動画でもご覧ください。生物工学科のYoutubeにラオスの小学生との交流の様子を公開しています。こちらからご覧ください。

生物工学科ラオス海外研修についてのブログはこれで3つ目です。LAODIでの研修を記したブログ①をご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。おもに研究交流を記したブログ②をご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。もう一つくらい書けるかな?次回ブログ④を乞うご期待。

 

 

学長から一言:生物工学科のラオス研修レポートの第三弾は、広島化成株式会社様のご厚意でご提供いただいた同社の大量のスポーツシューズのプレゼントを携えての現地の小学校訪問記。子ども達は足にぴったりの、お気に入りの靴に出会えたかな?研修参加のメンバーは、ラオスの子ども達の屈託のない笑顔やキラキラ輝く瞳におそらく出会ったことでしょう。日本の子ども達のことを思い浮かべ、何か感じるところがあったかな?

 

この記事をシェアする