【スマートシステム学科】就職率100%を支える「就職体験発表会」を実施!

【スマートシステム学科】就職率100%を支える「就職体験発表会」を実施!

工学部スマートシステム学科は、今年で15年連続して就職率100%です。毎年、4年次の卒研生の就職活動が終了し、3年生が就職活動の準備を開始するこの時期に「就職体験発表会」を開催し、就活を終えた4年生からのアドバイスや、社会で活躍する学科OBの方々の話を聞く機会を設け、3年生の就職活動のスタートを促しています。この状況について、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が報告します。

今年度は学科OBである三菱E&Sシステム技研(株)の七川颯一氏、(株)アドテックプラズマテクノロジーの高冨大夢氏をお迎えし、12月6日(火)に開催しました。

最初に、三菱E&Sシステム技研(株)の七川颯一氏はスマートシステム学科を2017年度に卒業、在学中は香川研究室に所属し、光リンクセンサネットワークに関する内容が卒業研究のテーマでした。こちらのブログで、2017年秋の学会参加の様子を見ることができます。入社して数年目でプロジェクトの管理を任され、スマートシステム学科での学生実験や卒業研究の延長のように仕事に取り組んでおり、大学生活がとても役に立っているというお話でした。

七川様の発表の様子(左は司会の学科長・香川教授

次に、(株)アドテックプラズマテクノロジーの高冨大夢氏も2017年度にスマートシステム学科を卒業、同じく在学中は香川研究室でバイオミメティック放熱装置が卒業研究のテーマでした。自身の就職体験からスマートシステム学科の後輩に当たる在学生に様々なアドバイスをして下さり、学生からの質問も活発に出ました。

高冨様の発表の様子

また、OBの発表以外にも、今年就職活動を終えたばかりの大学院2年生、学部4年生の就活体験発表もありました。香川研究室の大学院2年生の北村蘭丸君は「オンライン時代の就活」というテーマで、「~家から一歩も出ずに就活を終わらせる~」の副題が示す通り、コロナ時代の遠隔ツールを使った就活の仕方を紹介してくれました。なお、北村君がこの春に就職する会社はリモート勤務が基本であり、「家から一歩も出ない生活」はこれからもまだまだ続くとのことです。

北村君の発表風景

田中研究室の学部4年生の松原翔人君は島根県出身で、今回の就職活動では、毎年12月に福山大学も共催して行われている島根県が主催する島根県企業との交流会(今年の様子はこちらの記事からご覧いただけます)に昨年参加したことがきっかけで、島根県内の企業と繋がり内定に至りました。交流会で社員の方と同じ趣味の釣りの話で盛り上がったのが印象に残っていたのだそうです。松原君は、従来のような通常の就職活動を行っていたため、エントリーシートの記述の仕方、面接の臨み方など3年生に対するアドバイスがかなり詳細で、また会場の3年生からも質問が活発に寄せられていました。

松原君の発表風景

このように、就職活動に対するサポートが手厚いのも、就職率100%を長年維持しているスマートシステム学科の特徴の一つです。これから就職活動に向かう学生の皆さんの大学生活が、研究や勉学、就職活動、サークル活動のいずれにも思い切り打ちこんで充実したものとなるように期待しています。

左から松原君、北村君、高冨様、七川様、香川教授

 

 

学長から一言:これから就職活動を始めようとする現3年生に対して、面倒見の良いスマートシステム学科ならではの独自の就職体験発表会は、親切な学科OBや就活を終えた4年生からの体験談やアドバイスで大いに盛り上がったようですね。なにしろ生涯にわたる仕事を決めたり、経験のない活動に挑むのですから、不安も少なくない諸君にとって、どれほど力強い味方になったか知れません。

この記事をシェアする