【図書館】学生選書イベント「福ぶくろ書店」3年ぶりの対面開催!
附属図書館では、年に2回、期間限定である“書店”が出現していたのを皆さんはご存じでしょうか…?新型コロナウイルス感染症の流行により、過去3年間、その書店もオンラインでのみ現れていましたが、なんとこの度!3年ぶりに図書館内に対面での出店(出現?)が決定しました!!
今回は、その期間限定書店「福ぶくろ書店」について、附属図書館の喜多村が紹介したいと思います(投稿は学長室ブログメンバーの大谷)。
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「福ぶくろ書店」とは、専門書を取り扱う書店が少ない福山市にて「学生の皆さんが専門書に触れる機会を増やしたい!」「学生さんが興味を持った専門書を図書館に充実させたい!」「研究・学修に広く利用できるようにしたい!」という思いから始まった学生参加型の選書イベント、ブックハンティング企画のことです。
ブックハンティングは「専門書などを取り扱う書店に赴き、実際にモノを手に取り、中身を確認し、図書館の所蔵を学生が見て選ぶ」という企画が一般的ですが、附属図書館では「書店から専門書を取り寄せ、期間限定で館内に展示して中身も確認できるようにして学生に希望の本を選んでもらう」形で企画・開催しています。
現在、第10回「福ぶくろ書店」が、12月15日(木)までオンラインで開店中です。Maruzen eBook LibraryとProQuest EBook Centralから電子書籍が5分間全文試読でき、欲しいタイトルはリクエストすることができます。
そして、次の2日間は対面にて、第11回「福ぶくろ書店」を図書館本館と分館で開店することとなりました!
12月14日(水)・15日(木)9:00~16:30
館内の会場に展示された本を実際に手に取って、読みたい本を専用フォームからリクエストすると、図書館の所蔵資料として選定されます。この催しは、学生の皆さんのニーズにあわせた選書の充実化策として、この上ない機会となっています。
現在、上の写真のように、図書館ボランティアグループの図書館倶楽部の学生が対面での実施に向けて開店準備に頑張っています!
図書館では、こういった選書イベントの他にも、普段から学生のリクエストや教員の推薦・選定する資料も取り揃え、蔵書が日々充実しています。
また、コロナ禍で控えていた学外者の館内利用も先月より再開しています。学生が選んだ本を地域の方が利用される、そうした図書館による地域との交流や地域への開放も見られることでしょう。
図書館のますます活発なご利用をお待ちしています!
学長から一言:良書をより多く取り揃え、利用に供するための図書館の努力の一つ「福ぶくろ書店」の企画が、オンラインでの開店中に加えて、2日間の対面実施に向けて準備中。この催しを通じて、「本好き」の皆さんから購入希望、所蔵希望がたくさん集まるといいですね。大学の宝である図書館がもっと充実しますように!