【情報工学科】3年生が昭特科学振興財団の研究助成に採択!
情報工学科3年生の吹野碧さんの研究が、昭特科学振興財団の研究助成に採択されました。このことについて、情報工学科の池岡准教授が紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。
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情報工学科3年生の吹野碧(ふきのあおい)さんの「赤色通過フィルタを利用したアオリ光学系による車載用3次元形状認識システムの開発」をテーマとした研究が、昭特科学振興財団の研究助成に採択されました。
本研究では、カメラの光学系を工夫することで、1回の撮影でぼけ方の異なる2枚以上の画像を取得する方法を提案しています。
今後は、「低コスト、実時間対応、外乱に頑健、広範囲推定」の要件を備えた3次元形状を認識するシステムの実現を目指します。
なお、吹野さんからコメントをいただきましたので、以下のとおり紹介します。
「本助成金を活用して、学会で良い成果発表を行えるように努めたいと思います。」
※昭特科学振興財団では、科学技術の振興を図り、学生の研究に寄与することを目的とし、大学の研究活動に対する助成を行っています。
http://www.shotokuzaidan.or.jp/index.html
学長から一言:研究テーマを読んだくらいでは、門外漢の私などには理解が難しいのですが、その研究目的や意義が認められ、昭特科学振興財団からの助成金を獲得することになった情報工学科3年生の吹野碧さん、本当におめでとう! 素晴らしい! 3次元形状をより良く認識できるシステムが開発されることで、車の事故防止などにも役立つのでしょうか? 次は実用的価値もある研究の実際の成果を世に問う日が近いことを願っています。