【経済学科】キャンパス見学会(9月10日)での学生ボランティア活動
9月10日(土)の見学会にも多くの高校生が参加してくださり、経済学科・高羅ゼミの2~4年生が学生ボランティアとして参加しました。当日の様子について、4年生の廣村百美さん(福山市立福山高等学校出身)から報告が届きましたので、学長室ブログメンバーのIが紹介します。
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こんにちは!経済学科4年生の廣村百美です!7月のキャンパス見学会(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/70798/)に続き、9月も私たち高羅ゼミ2~4年生が学生ボランティアとして参加し、学科の魅力を発信しましたので、その様子についてお伝えします!
2年生の井上乃ノ袈さん(広島県立神辺旭高等学校出身)の司会進行のもとスタート!
〈挨拶をする佐藤経済学科長と井上さん〉
【前半】助田講師の模擬講義:金融・経済における「重力」
講義中にQRコードから質問に回答し、リアルタイムで参加者全員で共有。デジタル技術を駆使した双方向の講義で、最近ニュースなどで話題の「円安」をテーマに、経済学におけるモデルの役割や数式の読み解き方を学びました。実際の講義の一部とのことで内容も本格的でしたが、参加した高校生からは「経済学を学びたいと思った」という声も!
【後半①】高羅ゼミ生による学科紹介:どんなことを学んでいるの?
経済学科には3コースありますが、どうしてそのコースを選んだのか、大学の講義ってどんな感じなのかなどを話しました。講義風景や資料の写真も自分たちで撮るなど準備は大変でしたが、参加した高校生から「写真があってイメージしやすかった」と言っていただいて、夏休み返上で頑張った甲斐がありました!
私と藤原未来さん(福山市立福山高等学校出身)、増田彩乃さん(広島県立福山明王台高等学校出身)は2年生から必修科目「ミクロ経済学」のSA(スチューデントアシスタント)として、グループワークや問題演習を活用した講義のサポートをしてきました。そこで培った説明力やコミュニケーション能力が今回のオープンキャンパスの発表でも活きました。
【後半②】グループワーク:次世代技術を使って市の課題を解決しよう!
大学生1人が各グループのリーダーとなり、3~4人の高校生と一緒に福山市が抱える3つの課題「少子高齢化・人口流出・防災」を「ドラえもんのひみつ道具(次世代技術)」を使って解決する方法を考えました。
「”グルメテーブルかけ”で食料困難をなくす」「”十円なんでもストア”で避難所でも快適に過ごせる」「”タイムマシーン”で災害が起きる前に自分に注意しに行く」など、いろいろな案が出て盛り上がりました。
発表後、どのグループの案が一番よかったか高校生に投票してもらいました。午前の部・午後の部ともに教員・保証人チームが1位でしたが、高校生チームも2、3位に食い込み接戦でした!最後に、特別講義の優勝プレゼンも披露しました。
【後半③】キャンパスライフ紹介:コロナ禍でも活発に活動
コロナ禍で制約が多い中で、私たち大学生はどのような生活を送っているのか、どのような企業から内定を得たのかなどを話しました。地域共生特別賞を受賞した日経STOCKリーグ(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/62710/)のメンバーからは、4年生の岡沙織さん(広島県立福山葦陽高等学校出身)と三藤有眞さん(広島県立福山明王台高等学校出身)が参加し、8か月にわたる取り組みを紹介しました。
〈学友会所属の井上さんはキャンパスイルミネーションや三蔵祭について紹介〉
参加した高校生からは「大学生って楽しそう」「学生がいきいきしていた」「就職活動の実際も聞けて良かった」と言っていただき、誰かの実績ではなく、現役学生の生の声の話を聞くことで、より鮮明に「入学後の自分」を思い描いてもらえたかなと思います。
【最後に】
プレゼンやグループワークの内容、進め方を考えるにあたり、先生方はもちろん、ソフトバンク株式会社IoT技術部の所属で、特別講義でメンターを務めてくださった中本様にもご協力いただきました。ありがとうございました。
準備期間が夏休みということで日程調整など大変でしたが、ふだん話す機会がなかなかない後輩とも交流ができて楽しかったです。来年度は、ぜひ皆さんが主体となって盛り上げてください!
学長から一言:オープンキャンパス・見学会に高校生の皆さんやその親御さんをお迎えし、教員と学生とが一緒になって学科のことをよく分かってもらおうと頑張った様子が伝わってきました。お疲れ様でした。年齢があまり変わらない学生の皆さんからの体験に基づくさまざまな説明で、高校生の皆さんは本学での学びや生活をより現実味をもって身近に感じられたことでしょう。