【大学】ようこそ!尾道市立西藤小学校3年生の皆さん!大学見学へ
9月20日(火)に、尾道市立西藤小学校の皆さん40名(3年生の児童36名・引率の先生4名)が、「総合的な学習の時間」の一環で、本学に見学に来られました。この見学の模様について、総務部庶務課の佐久間が報告いたします。
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尾道市立西藤小学校では、「総合的な学習の時間」の授業で「西藤のたからもの探し」という主題のもと、「自分の住んでいる町の良さを知り、自分たちの生活との関わりを考え地域の一員としての自覚を持つ」ことを目的として学習が進んでいます。3年生が地域のたからものを探していたところ、数名の児童から「福山大学」の名前が挙がり、担任の先生から大学見学の依頼が寄せられました。そして、晴天となった9月20日(火)、尾道市立西藤小学校の皆さんの本学訪問が実現しました。
この度の見学会では、まず未来創造館の1階で、庶務課の佐古職員から福山大学の学部・学科や歴史など概要についての説明があり、児童の皆さんから出された「大学の広さはどのくらいですか?」「教室の数はいくつありますか?」などいくつかの質問にお答えしました(大学の広大な敷地や教室の数といった規模の大きさには小学生の皆さんも驚いていましたが、「西藤小学校がマツダスタジアムよりも大きかった」ことについては、正直、私も驚かされました・・・)。
次に、薬学部の井上学部長をはじめ、教員の案内で未来創造館並びに薬学部の教育・研究棟を見学しました。研究ラボに直に入り、実験の様子を間近で見たり、11階のCROSSING CAFEでは瀬戸内海まで見える景色を眺めたりと、普段、小学校では味わえない体験で、児童の皆さんは非常に感動の様子でした(案内にあたった薬学部のスタッフも、元気いっぱいの小学生の皆さんとお話ができ、とても楽しいひと時でした。本当にありがとうございました)。
未来創造館の講義室や「CROSSING CAFÉ(11階)」見学の様子
また、工学部棟(2・3・4号館)では、工学部スマートシステム学科の香川学科長から建築学科の学生が作成した建築模型や、スマートシステム学科の学生が作成したロボットやドローンなどを見学した後、研究で扱う高電圧試験装置では普段体験することのない電気の怖さも目の当たりにしました。見学を通じて、小学校で勉強している算数や図工が「こんな形になるんだ」ということを楽しみながら学ぶことができたのではないでしょうか。
工学部棟での見学の様子
今回の本学見学を通して、西藤小学校の児童の皆さんが小学校と大学の違いを肌で体感することができたのはもちろんのこと、身近にある「福山大学」の素晴らしさ、また、児童の皆さんが住んでいるこの地域には、将来、自分の学びを伸ばすことができる場所があるということを知っていただく機会になったのではないかと感じています。
私自身、福山大学を「西藤のたからもの」と捉えてくださっている皆さんをご案内することができたことは大いに励みになりましたし、目をキラキラ輝かせながら見学する皆さんから、たくさんの元気をいただきました!本当にありがとうございました!
最後に、今回、見学に来ていただいた西藤小学校の3年生の皆さん! 近い将来、この「福山大学」で、また皆さんと再会できることを楽しみにしています!!
学長から一言:「ご近所さん」である西藤小学校の皆さん、福山大学へようこそ。自分の孫のような可愛いお客様に私も会いたかったですね。「総合的な学習の時間」に皆さんのうちの誰かが「西藤のたからもの」として福大を挙げて下さったことから実現した今回の訪問ですが、実際に見てみて、想像したとおりの「たからもの」でしたか。そうだとすれば、福大の私たちはもっともっと立派な宝物になるために頑張ろうと思います。