【情報工学科】福山で創業のIT企業から非常勤講師として小幡先生が着任!

【情報工学科】福山で創業のIT企業から非常勤講師として小幡先生が着任!

福山で創業されたクラウドインフラ環境の運用・保守サービスを提供する新会社(株式会社スカイアーチテクノロジーズ)から本学に非常勤講師として出講の小幡(こばた)周平先生の授業が始まりました。小幡講師からITサービスマネジメント業界の事情を知るにはうってつけの、ご自身および会社について紹介が届きましたので、学長室ブログメンバーで情報工学科の中道がお伝えします。

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非常勤講師として着任された小幡先生

非常勤講師の小幡先生

こんにちは。工学部情報工学科で非常勤講師として「並列分散処理」と「実用ネットワーク管理」の授業を担当する小幡です。これまで10年以上、MSP事業者としてシステム運用、サーバ管理の実務と人材マネジメントを経験してきました。エンジニアとしてのキャリアを歩みはじめた13年前はオンプレミスと呼ばれる物理的な環境を保有し、システムを運用する形態が主流でしたが、昨今はクラウドコンピューティングが普及し、クラウドサービスを当たり前に使う世の中になりました。現在はどこからでもクラウド上にあるシステム環境にアクセスできるため、福山に新会社 (株式会社スカイアーチテクノロジーズ)を創業しています。下の写真がオフィスの風景です。

株式会社スカイアーチテクノロジーズのオフィスの風景

株式会社スカイアーチテクノロジーズのオフィスの風景

ITサービスマネジメントの世界では、BCP (事業継続計画)というものが重要になります。スカイアーチテクノロジーズは、本社(東京)との距離が500km離れたところからクラウドサービスの管理を行い、自然災害や感染症の拡大に備えています。オフィスで働いているメンバーは元々IT未経験の方や新卒メンバーで構成されていますが、日々学習を重ね、プロフェッショナル集団を目指しています。

私自身の話ですが、社会人4年目で中国に行き、子会社の設立に関わりエンジニアの育成を行ってきました。また、これまで企業様向けにもクラウドサービスに関する研修を提供し、新しいシステムの運用方法について発信をしてきました。これらの経験を応用して、会社全体でもクラウドの教育サービス拡充にも取り組むようになっています。

今は、福山で世の中に貢献できるITエンジニアを育成していきたいと活動しています。ITエンジニアというのは時代と共に変化していく仕事ですので、常に新しい技術を学習し、資格取得にも継続してチャレンジすることが必要となります。

現在のクラウドサービスはサーバだけではなく、アプリケーションのマイクロサービス化も進んでいます。福山大学の学生の皆さんと共に新しい技術を学習し、日本のIT技術向上に貢献できればと考えています。

 

 

学長から一言:非常勤で勤務いただく小幡講師、福山大学へようこそ! 日進月歩のIT関連サービスの業界で新会社を立ち上げ、日々運営に携わられる傍ら、本学の学生諸君に最新の知識や技術を伝えて頂けるようです。大いに期待が膨らみます。MSP事業者というのが、マネージドサービスプロバイダ、つまり顧客が利用するインターネットやコンピュータなどITサービス全般の整備や保守を行うプロ技術者であることを初めて知ったくらいのアナログ人間の私には眩しいようなキャリアです。

 

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