【心理学科】CyPatFUが泉小学校でサイバー防犯教室を実施！
8月も終わり、いよいよ9月。心理学科では、夏季休業中もボランティアに励む学生の姿が多くみられます。本日は、福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FUが行った地元小学校におけるサイバー防犯教室について、心理学科の濱本有希助手からの報告をお届けします（投稿は学長室ブログメンバーの大杉です）。
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心理学科の濱本です。
心理学科には、広島県警から委嘱を受けて活動しているCyPat FU（さいぱっとえふゆー）というサイバー防犯ボランティアのグループがあります（今年度のCyPat FUに関する記事はこちらです）。
CyPat FUの主な活動は、以下の3つです。
- 犯罪被害防止のための教育活動（サイバー防犯教室）
- 広報啓発活動
- サイバー空間の浄化活動（サイバーパトロール）
7月19日（火）の午前中に、福山市立泉小学校でサイバー防犯教室を実施してきましたので、本日はその様子をご報告いたします。また、同日午後に、学内においてサイバー防犯ボランティアの委嘱式と意見交換会も行いましたので、その様子も合わせてお伝えします。
福山市立泉小学校におけるサイバー防犯教室
インターネットの利用に関するトラブルが多く発生している近年、上手にインターネットを活用するための教育が求められています。この度、広島県警察生活安全部サイバー犯罪対策課から依頼を受けて、福山市立泉小学校の6年生を対象としたサイバー防犯教室を行いました。
＜学生が集まって講義の練習をしている様子＞
参加した11名のメンバーは、毎週火曜日の定期的な活動だけでなく、何度も自主的に集まって練習をしていました。
＜学生が説明したインターネットの8つのお約束のスライド＞
＜学生がサイバー防犯教室の講義をしている様子＞
当日、小学生の皆さんは、大学生の説明にしっかり耳を傾け、問いかけに対してもしっかり手を挙げて答えてくれました。学生は、SNSやインターネットに潜む危険について、具体的な例を示しながら紹介し、それぞれのお約束に関連する標語を紹介しました（サイバー犯罪被害防止に関する標語については、こちらの学長室ブログ記事をご覧ください）。
＜講義で習ったインターネットの約束事に関して児童が標語を作る様子＞
講義後は、講義で習ったインターネットの約束事について、最も印象に残ったテーマを題材に、標語作りを行いました！サイバー防犯教室の内容がしっかり伝わっていたようで、とっても素敵な標語がたくさんできました。
泉小学校でのサイバー防犯教室を終えたCyPat FUのメンバーの感想をいくつか紹介します。
- 橋本龍一さん（副代表・犯罪心理学研究室4年・山口県鴻城高等学校出身）
今年初のCyPat FUの活動だったこともあり、子どもたちがどんな反応するのか、どう感じるのかとても気になっていました。講義をしてみて最初は子どもたちの反応が少ないように感じ少し不安になりましたが、最後の方は良い反応を見せてくれて、私自身も講義を楽しむことができました。また、講義の後の標語作りでは多くの標語が集まりました。今回の活動で、改良できそうなところがいくつか見つかったので、次回はもっとパワーアップできるようにしたいです。泉小学校の皆さん本当にありがとうございました！
- 小林陵人さん（捜査心理学研究室3年・広島県立大門高等学校出身）
子どもたちも意欲的に取り組んでくれて、実施する側も楽しく活動できました！
質問紙調査も実施させていただいたので、研究に活用したいと思います！
県警サイバー犯罪対策課によるサイバー防犯ボランティアの委嘱式及び意見交換会
サイバー防犯教室を終えた後、学内に戻り県警サイバー犯罪対策課による委嘱式が行われました。令和4年度サイバー防犯ボランティアとして、CyPat FUに新規に追加されたメンバーの委嘱式です。
＜代表で委嘱状を受け取る三村由佳さん（捜査心理学研究室3年・福岡県立城南高等学校出身）＞
委嘱式後は、意見交換会です。
CyPat FUは、毎週火曜日にサイバーパトロールの活動をしており、その際サイバー犯罪対策課の警察官の方もZoomで参加してくださっています。普段からオンラインにてアドバイスをいただいたり、パトロールの成果を報告したりしているわけですが、この日は久しぶりの対面での開催となりました。
県警の皆さんは、私たちのグループの今後の活動の方向性の話や、ボランティア活動をしている大学生がどんなサポートをしてほしいと感じているかを聞いてくださいました。
＜サイバー犯罪対策課の高橋さんの話を聞いている様子＞
＜集合写真（撮影の時だけマスクを外しています。）＞
午前中は小学校で防犯教室、午後は大学に戻り委嘱式と意見交換会と、とても充実した1日でした。応援、ご対応くださった泉小学校の先生方や広島県警サイバー犯罪対策課の皆様に感謝申し上げます。引き続き、CyPat FUの活動にぜひご期待ください！
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半分以上のメンバーが小学校における防犯教室は初！という状況でした。何度も練習を重ねた結果、たくさんの小学生の笑顔を見ることができ、私（大杉）も担当教員としてとても嬉しく思っています。引き続き、工夫を重ねてよりよい防犯教室を実施していきたいと思います。続報もぜひご覧ください！
学長から一言：子ども達をサイバー犯罪から守る心理学科のグループCyPat FUの快進撃が続いています。福山市立泉小学校の皆さんは県警からの委嘱状を頂いている大学生のお姉さん、お兄さんの話をしっかり受け止めてくれたようですね。犯罪防止の標語づくりが盛り上がったことからは、子ども達の理解度が想像できそうです。
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