【スマートシステム学科】3年生ドローンプロジェクトチームが国際会議ICIUS2022で発表!

【スマートシステム学科】3年生ドローンプロジェクトチームが国際会議ICIUS2022で発表!

知的無人システムに関する国際会議The 18th International Conference on Intelligent Unmanned Systems(ICIUS2022)が、8月9日(火)~12日(金)の日程で徳島(オンライン)で開催されました。スマートシステム学科から、3年生のドローンチームが取り組んでいるドローンを用いた災害対応システムに関する研究結果を発表しました。この様子を、スマートシステム学科学長室ブログメンバーの伍賀が報告します。

ICIUS2022 は無人操縦機械に関する国際会議であり、今回は徳島で開催される運びでしたが、昨今の社会事情を反映し、遠隔での参加も可能なハイブリッド開催となりました。この会議では、ここ数年スマートシステム学科の学生有志が取り組んでいる「災害対応ドローンシステム」の発表を、3年生の市川智也君が行いました。発表タイトルは、下記のように「Disaster information collecting system using the drone with extended feeatures(機能拡張したドローンを用いた災害時情報収集システム)」で、”System for disaster area”のセッションでの発表となりました。

Disaster information collecting system using the drone with extended features
 Ichikawa Tomoya, Yamada Kouki, Yukihira Masami, Murakami Rikimaru, Goka Masanori and Oki Toshitaka(Fukuyama University,Japan)

次の写真が、遠隔でのプレゼンテーション発表の様子です。プレゼンターの市川君の発表を同じく3年生の山田幸輝君がサポートする体制で臨みました。市川君の英語によるプレゼンテーションは初めてだったこともあって、かなり緊張の面持ちでしたが、普段の環境の中で仲間のサポートもあり、準備してきたことを十分に発揮できたのではないかと思います。

プレゼンの様子、市川君(左)山田君(右)

また、今回の発表では英語による質疑応答もありましたが、こちらも冷や汗をかきながらもなんとか対応できており、これまで研究してきたプロジェクトに対し、世界の研究者の方々から貴重なアドバイスや助言も受けることができました。今回の国際学会への参加は、4月頃からコツコツと準備してきた努力や、1年生から取り組んできたドローンプロジェクトの蓄積が実を結んだ結果といえるものになりました。傍で見ていて、大きなハードルを越えて成長していく学生の姿が頼もしく思えました。

論文の共著者の皆さんと一緒に;多くの技術開発を担当してきた大学院生・村上力丸君(左端)、ドローンプロジェクト開始メンバーの4年生・行平将望君

今回の学会発表に関して、以下のようにドローンによる実験を繰り返したり、プレゼンテーションの練習をしてきました。今回の経験から学んだことを活かして、ドローンプロジェクトの発展と自身の成長に繋げていってほしいですね!これからもスマートシステム学科の学生の活躍にご期待ください。

プレゼン練習風景、国際学会に参加した大学院生からアドバイスをもらいました。

実験風景、放課後にドローンの飛行試験を繰り返しました。

 

 

学長から一言:学士課程の3年生にして国際学会で英語による発表、素晴らしい!市川智也君、良い経験をしましたね。周りで支えた皆さんも本当にお疲れ様でした。今や生活にとって不可欠なほどの機器となり、活躍の場がどんどん拡がっているドローン、一方で兵器としても驚異的な威力を発揮するドローン。結局、使う人間によって良くも悪くもなるのだなあと、しみじみと感じます。

 

 

 

 

 

 

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