【心理学科】発達心理学研究室の学生が助成金を獲得しました!
多彩なボランティア活動は心理学科の特色の1つですが、よりよいボランティア活動をするために学生自ら資金を獲得している点も大きなポイントです。本日は、ボランティア活動の1つである「子ども遊び広場」の活動について、赤澤淳子教授からの報告です(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。
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心理学科の赤澤です。
7月25日(月)に、心理学科の発達心理学研究室に所属する3年生7名が、社会連携推進センター2階の子育てステーションで実施している「子ども遊び広場」活動に対する助成金獲得について、大塚学長に報告しました。
心理学科では、2007年度より社会連携事業として認定こども園つくしと協同しながら子育てステーションを運営してきました。子育てステーションでは、地域に開かれた子育て支援活動を行っています。
2015年度以降は、発達心理学研究室の学生たちがこの活動に参加しています。学生自身が主体的に「子ども遊び広場」を実施し、活動経費も学生が毎年外部機関に支援を申請し、助成金を獲得しています。
2022年度も、一般財団法人 義倉の助成金申請代表者を藤井愛海さん(福山市立福山高等学校出身)が務め、6万円の助成金をいただきました。また、小川遥さん(広島県立尾道東高等学校出身)が、(公財)ひろしまこども夢財団の助成金申請代表者を務め、10万円の助成金を交付いただきました。今年度は、いただいた助成金で新型コロナウイルス感染症対策のための衛生用品などを購入するとともに、乳幼児とその親を対象とした楽しい遊びの企画に使用する予定です。
学生たちは、助成金申請書類の作成時に、何度も書類を修正しながら工夫したことや、今年度の活動計画について報告しました。大塚学長から労いと激励の言葉を受け、学生たちは皆満面の笑みを浮かべていました。
今年度の「子ども遊び広場」活動も、新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの実施となってます。今年度から心理学科に着任した濱本有希助手のサポートも受けながら、学生たちは様々な工夫を凝らして活動を楽しんでいます(過去のブログ記事はこちらです)。
日頃の成果を学長室で報告ができること、学長と学生との距離が近いことは、ここ福山大学の良さの1つです。嬉しそうな学生の姿に、私も嬉しく思いました。今後も学生とともに、よりよい活動を目指します。
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子どもを育てていると、支援のありがたみを強く感じます。「子ども遊び広場」の活動は、子どもも親も、そして学生たちにとっても、嬉しく楽しい活動に違いありません。今後も学生の活躍に期待したいと思います!
学長から一言:地元の子ども達の健やかな成長を願い、日ごろ学んでいる専門知識を活かして「子ども遊び広場」の課外活動に息長く取り組んでいる発達心理学研究室の皆さん、活動資金となる助成金の獲得おめでとう!ご支援くださる一般財団法人義倉ならびに公益財団法人ひろしま子ども夢財団の関係者各位に私からも御礼を申し上げます。財団のご芳志を活かして、立派な活動をお願いします。コロナ禍を逆手にとって、オンラインでの活動には遠方からの参加も望めますね。