【メディア・映像学科】オープンキャンパス(前半2回)の報告
福山大学では7月から9月にかけて、計4回のオープンキャンパスを実施しています。今回は、7月9日(土)と7月23日(土)のメディア・映像学科のオープンキャンパスの様子について、学長室ブログメンバーの渡辺が報告します。
7月9日:キャッチーなフレーズで心をつかむ
7月9日(土)は内垣戸准教授がキャッチーなフレーズで心をつかむというテーマで、以下の内容について模擬演習を行いました。
「キャッチコピーとは、広告・告知などに使われる短めの文章のことです。身近なものを題材に、実際にキャッチコピーを考える活動を通して、コピーは単なる説明のためだけではなく、新しいイメージをつくりあげたり、 興味をわかせたりという効果があることなどの実感してもらいます。」
今回の演習では、身近な「お菓子」を題材としたキャッチコピーを作りました。まずはキャッチコピーとは何か、という説明を行いました。
説明後、参加者にきのこの山やパイの実などのお菓子を配り、「イメージマップ」という手法を用いてお菓子に対する自分のイメージを視覚的に表現していきました。
学生スタッフがイメージ展開のサポートをしました。話をすることで、イメージが膨らむこともあるのです。
イメージマップにより広がっていったお菓子に対するイメージから、「キャッチコピー」をつくります。
短い文章で的確なイメージを伝える必要があるキャッチコピーを考えることは、とても難しい作業です。しかし、今回の参加者の皆さんは、なかなかの力作を作ってくれていました。
7月23日:「クールジャパン」ってどこがクールなの?
7月23日(土)は丸山講師が「クールジャパン」ってどこがクールなの?というテーマで、導入講義+ミニワーク+調査発表を行いました。
国家ブランディングのキーワードである「クールジャパン」。皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。それはどんな政策で、どんなメディアが関係しているのでしょうか?導入講義とデータベースの活用、そして手を動かすミニワークを通してメディア社会における「クールジャパン」を考えます。
まずは、導入講義でクールジャパンという言葉の考え方を説明しました。
導入講義後は、学生スタッフが壁一面に貼ってくれた新聞記事を読み込んだり、タブレットを用いて新聞データベースで記事検索したり、資料を収集・整理する作業に取り掛かりました。
最後に、新聞記事を収集・整理し、自分なりに分析を行って、考察を加えた結果を発表しました。
学生スタッフが参加者のテーブルを回り、一人一人の話を聞いていきました。高校生の皆さんの「クールジャパン」の考察は、とても興味深いものでした。
今後のスケジュール
8月、9月にもオープンキャンパスが開催されます。メディア・映像学科では、以下の内容で実施予定です。本学科に関心のある高校生の皆様の参加をお待ちしています!
・8月21日(日):映像編集基礎体験
・9月10日(土):CG教室-3DCGの制作を体験します-
学長から一言:メディア・映像学科の体験入学会は、将来コピーライターを目指そうとか、メディア関係で働きたいとか思っている人などには恰好の、興味深い内容が盛り沢山だったようですね。解説を聴いた後、即興で「面白コピー」を考えたり、自分の考えをまとめたりと、実戦訓練の「おまけ付き」。参加者にはさぞかし刺激になったことでしょう。