【国際経済学科】ベトナム貿易大学(FTU)とのオンライン交流会を実施!
国際経済学科はアクティブ・ラーニングを重視しています。コロナ禍の下において、学生と一緒に海外に出かけることが難しい中、7月14日(木)に福山大学の協定校であるベトナム貿易大学とのオンライン交流会を実施しました。その様子のレポートが国際経済学科長の足立教授から届きました(投稿は学長室ブログメンバーの白)。
**************************************************
国際経済学科の足立です。本学科では、これまでもインドネシアのマハサラスワティ大学と英語によるオンラインディスカッション、日本語によるオンラインディスカッション、zoomを利用したリアルタイム観光案内など海外協定校との交流を続けてきました。今回実施したのは福山大学の協定校であるベトナム貿易大学とのzoomを使った日本語による交流会です。
交流会には、福山大学から国際経済学科(足立ゼミ)3年生が8名、ベトナム貿易大学から2年生と3年生の合計12名が参加しました。
司会はベトナム貿易大学の学生が務め、趣旨説明等に続いて、ベトナム貿易大学の学生発表(1件)、福山大学の学生発表(2件)の後、ブレイクアウトルームで部屋を分けて、チャットを行いました。ベトナム貿易大学の発表テーマは「コロナ禍後のベトナム観光について」で、福山大学の発表テーマは「日本の若者文化」と「日本の大学生活」でした。第1回目ということもあり、ベトナム貿易大学の学生の日本語力が想像できなかったので、簡単なテーマと内容の発表にしましたが、実際に話をしてみて、その日本語能力の高さに驚きました。それもそのはず、12名中5名がこの秋から日本の様々な大学に留学するとのことです。
以下に、参加した学生のコメントをいくつか紹介します。
ベトナム貿易大学3年生:レー・チュー・ハインさん
今日はありがとうございました!本当に最後まで楽しくできたことがよかったと思います。福山大学の友達はとても可愛くて親切です。
福山大学国際経済学科3年生:遠竹悠斗さん
この度は貴重な体験をすることができました。ベトナムの観光紹介動画はとても分かりやすく、是非行ってみたいと感じました。これから日本留学を控えている学生さんもいらっしゃるようですが、不安や日本について質問があれば連絡してほしいと思います。また、皆さんと楽しくお話できることを楽しみにしています。
福山大学国際経済学科3年生:佐藤杏海さん
今回の交流会では、お互いの国のことを理解しあえて、とてもいい経験になりました。ベトナムの学生がとても日本語が上手で、共通の話題で盛り上がったりしてとても楽しかったです。ベトナムの観光地を動画で紹介してもらって旅行に行った気分になれました。中でも「バーナーヒルズ」に行ってみたいと思いました。今回は短い時間でしたが、皆さんと仲良くなれてとてもうれしいです。もし機会があれば、ベトナムの皆さんと一緒に日本とベトナムの観光が出来たらいいなと思いました。
ベトナム貿易大学には、国際経済学科から2名の学生が過去に交換留学しました。また、今秋にはベトナム貿易大学から2名の交換留学生が本学の国際経済学科にやってくる予定です。今後は、経済に関する内容でのディスカッションや英語でのディスカッションなどにもチャレンジして、交流を続けていきたいと思います。
学長から一言:コロナ禍のために学外での活動、とくに海外へ出かけて行う研修は制約が多すぎて、長く実施できていません。その中で、Zoomを使い、それぞれの国に居ながら、ベトナムの協定大学の学生諸君と交流を行ったのは素晴らしい経験だったことでしょう。今回は、先方がすでに身につけた相当に高レベルの日本語を駆使しての交流だったようです。本学の履修外国語には含まれないベトナム語での交流はいささかハードルが高すぎるにしても、次は共通に使える国際語の英語を通じての交流にも是非チャレンジして欲しいですね。