【メディア・映像学科】ACジャパン広告学生賞に14年連続入賞!
メディア・映像学科の学生グループが、第18回ACジャパン広告学生賞(応募作品総数はテレビCM部門520作品、新聞広告部門520作品)で、新聞広告部門優秀賞とテレビCM部門奨励賞を受賞しました。このことについて、田中教授から報告が届きましたので、学長室ブログメンバーの渡辺が紹介します。
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ACジャパン広告学生賞は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め「公」への意識を育むことを目的に2005年に設立されたコンテストで、本学科は2008年度から14年連続で入賞しています。
新聞広告部門優秀賞の受賞作品は、選挙の投票率の低さをテーマとした「文句だけでは変わらない」です。選挙での若者の投票行動に一石を投じたいとの意図をもって制作した作品で、制作者は多田圭吾さん(4年生)です。
テレビCM部門奨励賞の受賞作品は、ペットの飼育放棄問題をテーマとした「ペットは家族の一員です」です。「安易な気持ちでペットを飼い始め、途中で飼育をあきらめる人も増えています。今一度、ペットを飼うことについて考えて欲しい」という思いで制作した作品です。この作品は、2年生と3年生が履修する2021年度の授業「メディア実践」で、4名(瀨戸翔太さん(4年生)、松永雪花さん(4年生) 迫野佑南さん(3年生) 、松原佳佑さん(3年生))のグループによる制作です。
先日(6月22日(水))、制作者が学長室を訪問して受賞の報告を行いました。作品テーマ決定の背景や制作意図等の説明を行いました。大塚学長からは、作品についてのお褒めの言葉と今後の活躍に期待する激励をいただきました。その後、将来の目標や制作環境に関係する要望などについて歓談しました。
メディア・映像学科では、映像・写真・印刷メディア・WEBデザイン・ゲーム制作といった様々なメディアの制作技能を身につけるとともに、メディアの意味を読み解くための評価や分析を行う中で、自らが発信者として「表現する」ための能力を身につけることを目指しています。その能力が社会に受け入れられて評価されることが重要ですが、その一つの表れとしての14年間連続の受賞です。
学長から一言:私たちがテレビで日常的に目にしているACジャパンが主催するテレビCMと新聞広告の2つの部門での広告学生賞のコンテストで、メディア・映像学科の皆さんが受賞という嬉しい報告を今年も受けました。各種の受賞は14年間も連続、しかも、今回は4年生の多田圭吾さんが新聞広告部門で優秀賞を獲得、まったく素晴らしいというほかありません。日頃の勉学を通じて研ぎ澄まされた感性と表現技術のなせる技です。これからもいっそう磨きをかけて下さい。