【建築学科】卒業設計の内覧会を2号館2階で開催中!

【建築学科】卒業設計の内覧会を2号館2階で開催中!

建築学科では学生が制作した設計図面や建築模型を2号館2階ロビーの一部を使って展示しています。このたび新年度を迎えて展示替えを行い卒業設計の内覧会を始めました!このことについて、学長室ブログメンバーの山本が紹介します。 

 


大学での学びの集大成となる卒業研究。4月に入り、取り組み始めた学生も多いのではないでしょうか。

さて、建築学科では、卒業研究の成果を「論文」としてだけでなく、「設計」としてもまとめることのできるのが特徴です。卒業設計は、授業での演習課題とは異なり、自らでテーマを考え、敷地を選ぶことから始め、最終的には「図面」や「模型」によって表現していきます。その卒業設計に挑む本学科の学生たちのコロナ禍の下での奮闘ぶりは、これまでたびたびお伝えしてきましたが(2月26日3月23日)、いよいよ、まずは本学にいらっしゃる皆さんにお披露目できる運びとなりましたので、お知らせいたします。

卒業設計の内覧会を始めました!ご来場お待ちしております!!

内覧会の会場である2号館2階ロビーすぐ近くに建築学科の製図室があります。設計製図の演習授業に訪れた学生の皆さんが、早速、図面や模型を熱心に見入っている姿見られました。先輩たちのあとに続く後輩となる皆さんは単に見て学ぶ教材であるばかりでなくここで展示されることを目標に作るモチベーションを上げるきっかけにもしてくださいねともかく建築に関心のある方もまだそうでもない方も設計図面や建築模型を間近で目にできる絶好の機会ですので本学にお越しの際は是非お立ち寄りください。 

図面と模型、そして展示替えに活躍した新4年生の有志たち!

ところで、今回の展示では、デザイン系のゼミを中心に新4年生有志の皆さんが大活躍でした。限られたスペースのなかで、設計作品の良さが伝わるようにするには、どのように図面や模型を並べると効果的か、本学科の教員らによる指導・助言のもと、ここ数週間にわたって試行錯誤を重ねてきました(これからもさらに試行錯誤していくかもしれません)。いうなれば、この展示を設えること自体が、「建築」の実践の場にもなっているように思います。

学外展示の実現に向け、企画会議を学生主体で始めています!

最後に、実は現在、内覧会で展示中の卒業設計などについて、卒業生の研究成果を広く地域社会に発表すべく、学外での展覧会の開催に向けて、新4年生有志を中心に企画立案を進めています。実現できれば、コロナ禍での中断を経て、3年ぶりの開催となります。5月下旬から7月上旬ごろまで福山や尾道など備後地域の各所を巡回し、夏のオープンキャンパスには再び本学に帰ってくることを検討しています。詳細が決まりましたら学科ホームページなどでお知らせしていきたいと思いますので、是非楽しみにお待ちいただければ幸いです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

学長から一言:卒業して建築学科を巣立って行った先輩の作品を新4年生が、如何に魅力的に展示するかを考えた内覧会。是非とも実際に見に行きたいと思います。学内だけでなく、状況が許せば、学外でも展覧会を近々開催するつもりで準備中とのこと。コロナ禍の状況が好転し、3年ぶりの学外展覧会が実現することを祈っています。

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