【メディア・映像学科】教員が尾道で写真作品を展示しています!
メディア・映像学科では、様々なメディアや表現に関わることに取り組み、それを大学の外でも発表してきました。今回は教員による、尾道での写真作品の展示/研究成果の発表をご案内いたします(投稿は学長室ブログメンバーの安田)。
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メディア・映像学科では、鞆の浦での学生の作品発表や教員の研究への取り組みについて、このブログでも紹介してきました。
今回ご紹介させていただくのは、学科教員安田(私)の、研究を元にした写真作品の展示発表です。
私たちは今ほとんど、デジタルで写真を撮っています。皆さんがお持ちのスマートフォンに内蔵されているのもデジタルカメラですね。この展示の元になっている研究は、フィルムカメラによる写真、その<フィルム>から、より多くの情報を引き出す方法を探るような研究でした。今回の展示では、その成果を用いて制作した写真を大サイズにプリントし、展示しています。
…と書くと、難しそうにも見えますが、ごくごくシンプルに、写真を空間に展示しています。メディアのことを考える、研究する、制作することが、身近な感覚と繋がっているということを感じていただけるのではないかとも。
場所は、尾道の山手に少し入ったところにあるアーティストスペース+カフェの光明寺會舘です。
以下、展示の情報です。
・会 期 3月18日(金)~28日(月)
・時 間 11:00~18:00
・休 館 火・水・木曜日
・会 場 光明寺會舘2階(尾道市東土堂町2-1)
◉アーティストトーク
・日 時 3月26日(土)14:00~
・料 金 1ドリンクオーダー
まだ桜が咲き出すまでには少し時間がかかりそうですが、静かに散策するには良い時期でもあるかと思います。まだまだコロナ禍の難しい時期が続いており、大々的に告知することは避けておりましたため、遅ればせながらの案内となってしまいました。
すでに展示は始まっており、開催期間も残りわずかとなってしまっておりますが、期間中に尾道に訪れられることなどあれば、ぜひ足をお運びください。
学長から一言:写真のプロである安田教授の作品展がすぐ近くの尾道で開かれていることを初めて知りました。「写真の中と外に入る」という難解な統一テーマから素人なりに想像すると、単に構図とアングルの奇抜さ、あるいは色彩の美しさではなく、撮るという行為に対する安田哲学が伝わってくるような作品群が展示されているのではないかと思ってしまいました。大いに楽しみな展示会です。