【心理学科】春の見学会を開催!
今年度最後の心理学科の見学会は、教育心理学研究室の紹介を中心に、対面にて実現しました! この催しについて、教育心理学研究室の枝廣和憲准教授からの報告です(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。
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教育心理学研究室の枝廣です。
3月12日(土)に、福山大学「春の見学会」が開催されました。心理学科では、学科紹介、教育心理学研究室の紹介、体験談・交流会の3部構成で行われました。
<春の見学会のタイムスケジュール>
最初に、中野美奈講師による学科紹介「ようこそ、心理学科へ!」がありました。
皆さんは、心理学とはどんなものだと思いますか?心は、私たちの社会や生活とどんなふうに関わっているのでしょうか。「心」は多様であり、心理学にもさまざまな分野があります。
学科紹介では、ここ福山大学の心理学科では何が学べるのか、取得できる資格や将来の進路について等が具体的に紹介されました。本学心理学科および大学院人間科学研究科で受験資格が取得できる、国家資格である公認心理師についての説明もありました。
<中野講師による学科紹介>
次に、私(枝廣)とゼミ生による教育心理学研究室の紹介です。まず、ゼミ生から、ゼミでの様子や研究テーマの紹介がありました。教育心理学研究室では、広義の意味で「教育」を捉え、様々なテーマを取り扱っています。
<ゼミ生による研究テーマの紹介>
続いて、私が専門とする「ポジティブ行動支援(PBS;Positive Behavior Support)」について紹介しました。「ポジティブ行動支援」では、問題行動に対して罰的な対応をするのではなく、望ましい行動に対してポジティブなフィードバック(認める、褒めるなど)をすることを重視します。研究室紹介では、このPBSについて、ワークを交えながら体験的に学んでもらえるよう工夫しました。
<ポジティブ行動支援の紹介>
次は、学科長の赤澤淳子教授とゼミ生による、キャンパスライフの紹介です。ゼミでの活動からインターンシップやサークルの話、大学生活全般に関することまで、様々な紹介がありました。
<学生によるキャンパスライフの紹介>
最後に、犯罪心理学を専門とする人間科学研究科長の平伸二教授、認知行動療法を専門とする高野裕太助手も交えて、疑問や質問等に答える交流会を実施しました。交流会では、入学試験について、犯罪心理学について、公認心理師について、キャンパスライフについてなど様々な話題に関する質問が飛び交い、大いに盛り上がりました。
今年度最後の見学会でしたが、対面で実施することができ、参加してくださった高校生や保証人の皆さんの顔を直に見ながら話ができたことはとても良かったです。是非、福山大学人間文化学部心理学科で、ともに学びましょう!
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心理学科では、毎年4回あるオープンキャンパスにおいて、10の研究室が持ち回りで研究室紹介をしています。春の見学会に参加された方も、次回のオープンキャンパスではまた別の研究室紹介が楽しめる仕組みです。「行きそびれた!」という人も、そうでない人も、来年度も是非心理学科のオープンキャンパスに足をお運びいただけたらと思います。お楽しみに!
学長から一言:ウイルス感染防止対策を十分に講じた上、対面で実施したオープンキャンパスにおいで下さった高校生の皆さんや親御さんたちに対して、心理学科の魅力を余すところなく紹介できましたか。私も会場入り口の端の方から、ちょうど枝廣准教授によってポジティブ行動支援が熱く語られる様子を覗かせてもらいました。心理学に関心のある来場者がさらなる学びへの興味を掻き立てられたのではないでしょうか。