【生命栄養科学科】管理栄養士国家試験対策がスタート!
生命工学部生命栄養科学科は、管理栄養士養成課程として公的に認定された機関です。管理栄養士免許は国家資格のため、国家試験に合格しなければ免許を取得することはできないシステムです。従って、本学科の学生は管理栄養士国家試験に合格するべく在学中の4年間を過ごします。
最終目標の国家資格取得のためには、まずは受験に必須の各種科目をきっちり学ぶことが前提です。つまり、学科が指定した科目を着実に履修し、必要単位を取得することです。科目は、臨地実習や解剖生理学、調理学など多岐にわたります。少し前置きが長くなりました。今年の国家試験はつい先日終わったばかりですが、今回の報告は、もう早くも来年度に向けて、いよいよ1年後に試験を控えた3年生41名の“国試対策が始まったぞ!”という思いで、その様子をお伝えします。
下の写真は、3月7日(月)と8日(火)に実施した国家試験対策の一環である「学外の外部講師による集中講座」の様子です。非常勤講師に来ていただきました。
一昨年来からの新型コロナウイルス感染症の拡大・まん延によって、予定していた集中講義の日程変更でやっと実施にこぎ着けました。3年生を含めて全学生は本学の感染症対策によって、今年の1月中旬頃から、対面での授業が制限されていました。受講場所は、本学の通称・駅前キャンパス(学校法人福山大学社会連携推進センター)でした。JR福山駅北口から徒歩3分と交通至便の好立地です。
この日は久し振りのリアルタイム授業で、しかも集中講義でしたが、ペースがつかめたかな?!授業科目は、「基礎栄養学」として「生化学」「消化と吸収」「各栄養素の代謝」と広くて深ーい、学生にとっては苦手と言われている科目ばかりの盛り合わせでした(泣)。2コマ続きですので、授業を聴くだけでもエネルギー(糖質)を大量消費していることが優に想像できますね。濃いです、重たいです…内容が。
更に3年生の春休みは、「ただの春休みにはしないでね」と学科教員の親心から「振り返りの学修課題」を2月に提示しておきました。今週提出されたノートです。「よくガンバッタ!褒めてあげます!・・・・」なんて言いながら、学修成果を確認しました。このように、生命栄養科学科では、学生の皆さんが自信を持って管理栄養士国家試験に臨めるよう、じっくりと時間を掛け学修支援を行っています。来年度の国家試験日(例年2月最終の日曜日)までは、もう1年を切りました。
なお、3年生は就職活動や卒業研究が4年次になると予定されていますので、国試に向けての準備とともに忙しい日々を送ることになります(報告I.K)。
学長から一言:生命栄養科学科で学ぶ学生の皆さんにとって、主たる目標である管理栄養士資格の取得に向けての準備は1年次から始まるのでしょうが、とくに3年次末からの時期はいよいよ本格化するのでしょう。指導にあたる教員の皆さんも一生懸命。どうか受験者は全員合格を目指して頑張って下さい。応援しています。