【生命栄養科学科】第8回高校生アイデアどんぶり選手権
オリジナルレシピのどんぶりともう一品の条件は、地元の食材を使用すること!
味、見た目はもちろんのこと、栄養バランスも審査に含まれ、高校生が食と栄養に興味を持つことを目標としています。
こんにちは、生命栄養科学科の学長室ブログ担当のSです。
今年で8回目の開催となる、生命栄養科学科主催「高校生アイデアどんぶり選手権」。
今回は8月8日に行われた実技審査の様子を、Y助手に紹介してもらいます。
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記録的な猛暑の続く中、8月8日に、「第8回高校生アイデアどんぶり選手権」の実技審査が行われました。
今年は応募総数が302件!と、過去最高数を記録しました。
また、例年は女子生徒が多い中、実技審査に勝ち進んだ8名のうち4名が男子生徒と、こちらも初めてのことでした。生命栄養科学科は女子の多い学科ではありますが、もちろん男子学生も活躍していますので、嬉しい傾向です。
そして7月の大雨。程度の差はありますが、参加した高校生は皆さん被災された直後のことで、準備や当日参加もたくさんの苦労があったことと思います。
そんな中でも実技審査に参加していただき、本当にありがとうございました。
前置きが長くなりましたが、実技審査の様子を、写真多めで報告したいと思います。
まずは開会式。井ノ内学部長の開会のあいさつから始まり、日程確認、石井実行委員長からは実技審査に際しての諸注意や審査基準についての説明がなされました。
高校生の緊張が伝わってきます。
早速調理スタートです。制限時間は60分、どんぶり+もう一品(副菜やデザートなど)を4人分調理します。
限られた時間の中で手際よく、工夫を凝らした料理を完成させていきます。
ずらりと並ぶどんぶりたち。どれも見た目も美しくおいしそうです。
(個別の料理写真は学部ブログにて紹介します!)
調理後にはPRタイムがあります。
レシピ考案に至った経緯や、工夫点、アピールポイントを発表します。
以上を踏まえ、学内外の審査員によって審査が行われました。
審査の結果を待ちながら、ここで一旦休憩。試食のお時間です。
他の参加者の料理も試食します。自分とは違う発想や工夫点に触れ、新たな刺激となったのではないでしょうか。
サポートスタッフの大学生も試食しました。
高校生の活躍ぶりに、大学生も大いに触発されたことと思います。高校生に負けないよう、後期からもしっかり頑張りましょう!
さて、しばしの休憩をはさみ、いよいよ表彰式です。
賞は、「最優秀賞」「優秀賞」「審査員特別賞」に加え、「食堂賞」(福山大学学生食堂でのメニュー化がなされます)、「学生賞」(スタッフの大学生が、学生の目線で選びます)が設けられています。
見事賞を獲得したのは・・・
〇審査員特別賞
岡山県立倉敷鷲羽高等学校 安藤陽輝さん
「黒酢南蛮丼」「シャキシャキごぼうのナムル」
石井審査委員長より、賞状と副賞が贈られます。
〇優秀賞 食堂賞 W受賞
広島桜が丘高等学校 長岡大樹さん
「セセリ丼」「切り昆布のサラダ」
優秀賞の長岡さんは、食堂賞とW受賞!石井審査委員長より優秀賞の賞状と副賞、さらに福山大学カフェテリア爽風(学生食堂)の渡部料理長より、食堂賞の賞状が贈られます。
そして栄えある最優秀賞は・・・
〇最優秀賞 学生賞 W受賞
広島県立総合技術高等学校 西原琴音さん
「赤く燃えろ!タコチリ丼」「さっぱりトマトのパンナコッタ」
なんとこちらもW受賞!最優秀賞と学生賞の両方を獲得しました。石井審査委員長から最優秀賞の賞状と副賞、学生審査委員から学生賞の賞状と副賞が贈られました。
賞を獲得した人、惜しくも選に漏れた人、満足いく料理が作れた人、緊張で上手く動けず悔しい思いをした人・・・
様々な感想をお持ちでしょうが、全員が時間いっぱい頑張り、素晴らしいどんぶりが完成しました。
この経験を活かし、今後ますます活躍すること、また食と栄養についてもっと興味を持ってもらえることを願っております。
最後に、全員で記念撮影。
参加した高校生の皆さん、運営を手伝ってくれた大学生の皆さん、本コンテストに関わった全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました!!
学長から一言:さすがに入賞した作品は、この夏バテした私でも、思わず食をそそられる素晴らしい見栄えですねッ!!!食堂賞の受賞作が、大学の食堂(カフェテリアと呼んで欲しかった。。。グスッ。。。)に登場するのを楽しみにしていま~す!!!