【建築学科】 今年も1年生で二級建築士合格!おめでとう!!
昨年に続き、なんと1年生が二級建築士の資格試験に合格しました!2020年度の建築士制度の改正を承けて、二級建築士は、高等専門学校出身者は学部1年次から、普通高校出身者は大学院1年次から受験可能、一級建築士は大学院1年次から受験可能となっています。建築学科長の梅國教授からの報告について、学長室ブログメンバーの伊澤が紹介します。
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1年生の烏田さんが二級建築士合格の快挙です!!
今年も1年生が二級建築士に合格しました。烏田さん(山口県立萩商工高等学校出身)、合格おめでとうございます!この試験での全体の合格率は今年23.6%であり、大学院を含めた大学在学中の学生の合格率は5%に満たないという狭き門です。この狭き門を入学後1年にも満たない時点で突破したことになります。素晴らしい!
合格通知を胸に。烏田さん。
建築士、それは建築では誰もが憧れる最難関の国家資格です
建築士になるには、法律が定めた科目を修了し、建築士試験に合格し、実務経験を積む必要があります。PRにはなりますが、福山大学は備後地域で唯一のすべての建築士受験資格に適合した大学です。また、受験料補助など取得支援プログラムも充実しています。烏田さんは昨年のオープンキャンパスに遠隔、対面とも参加し、建築士についても質問するなど、「建築愛」の強さがとても印象的でした。
建築士には一級と二級があります
主に、戸建住宅など比較的小規模な建物の設計等ができる二級建築士と、それより大規模な建物を設計等できる一級建築士があります。一級建築士は大学を卒業後の受験になりますが、二級建築士は工業高校などで必要な科目を修了していれば、在学中にも受験可能です。試験としては何れも学科試験と設計製図試験があります。
建築士を目指し頑張りましょう
学科試験はもちろんのこと、設計製図試験では二級建築士試験に向けた特有の受験勉強・対策が必要になります。今年の設計課題は「歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)」でしたが、烏田さんは大学の授業と両立させながら、💮よく頑張りました。学科試験は合格したものの、設計製図試験で不合格となった学生たちもいました。一級建築士試験を目指している卒業生や既に勉強を始めている4年生もいます。皆さん、建築士を目指し頑張りましょう!
学長から一言:学部の1年生にして、すでに超難関の二級建築士試験に合格とは、本当にすごい。高校までに実業を含めて培ってきた基礎が大学での適切な指導と、何よりも烏田さん本人の学びの努力を通じて一気に花開いたのでしょう。おめでとう! 心から祝福したいと思います。また、あと少しのところで合格に手が届かなかった学部生や一級建築士を目指している卒業生がいると聞いて、心強い限りです。福大建築学科から優れた人材をドンドン世に送り出しましょう。