【工学部・工学研究科】IEEE広島支部の学生シンポジウムで発表者・実行委員として大活躍!
IEEE、その広島支部が主催し、企画や運営を中国5県の大学生が主体となって行う「学生の学生による社会のためのシンポジウム」において、本学工学部の学部生及び大学院生が発表者・実行委員として頑張ってくれました。このことについて、工学部・工学研究科の中道、山之上、香川、菅原が紹介します。
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IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)は、電気電子技術に関する国際的な学術組織です。その広島支部の主催で、企画や運営を中国5県の大学生が主体となって行う「学生の学生による社会のためのシンポジウム:The 23rd IEEE Hiroshima Section Student Symposium」が11月27日(土)~28日(日)の2日間にわたって開催されました。
https://hiss23rd.sakura.ne.jp/index.html
今回は、コロナ禍の影響により、Zoomによるオンライン発表で実施されました。ショートプレゼンで全体の研究を確認できるように工夫が加えられたおかげで、発表者や聴講者らの意見交換で盛り上がっていました。
工学部・工学研究科の学生から多くの研究発表が行われましたので、タイトルだけでも紹介したいと思います。
情報工学科4年生の渡邉さん:非接触操作における状態遷移モデルの妥当性検証
工学研究科1年生の林さん:マルチホップ型センサネットワークを用いたデータ収集システムの開発
工学研究科1年生の北村さん:CO2濃度変動予測モデルの作成に向けた時系列データの欠損値補間モデルの作成
工学研究科1年生の山本さん:Web面接における評価過程の導出による支援効果
情報工学科4年生の中川さん:オーダー業務支援のためのポインティングショーケースの提案
情報工学科4年生の卜部さん:非同期型遠隔授業における講義スライドの作成時間と判読性
情報工学科4年生の槇村さん:一般用医薬品添付文書の情報収集におけるピクトグラムの事前学習の効果
情報工学科4年生の池田さん:指示によるソーシャルディスタンス効果の評価
工学研究科1年生の大本さん:パワー半導体スイッチ電流オーバーシュート検出回路の開発
情報工学科4年生の深井さん:自動二輪車における車線変更支援インターフェースの検討
ちなみに、今回は発表だけでなく、工学研究科の院生が実行委員として活躍しました。
総務委員:北村蘭丸さん
論文TP委員:山本拓真さん
広報委員:林良成さん
事前の運営会議だけでなく、シンポジウム当日も朝早くからZoom会場の確認・Zoomを通しての見回り・質問など2日間にわたり本当にお疲れさまでした。
学長から一言:人類社会の有益な技術革新に貢献する世界最大の専門家組織であり、世界160ヵ国以上、40万人を超える会員を擁するというIEEE(アイ・トリプル・イー)は、日本国内にも傘下の組織があるとのこと。その一つである広島支部が主催したという今回のシンポジウムは、世界中のいったいどれ位の人たちがオンラインで参加したのでしょう。今や世界の隅々まで張り巡らされたウェブで繋がっているのですから、どこかの国の誰かが視聴してくれたかも知れないと考えると、実に愉快ですね。学生諸君の発表に対する反応はどうだったのでしょう。大いに興味があります。