【スマートシステム学科】全国学会の計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会で学生が発表!

【スマートシステム学科】全国学会の計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会で学生が発表!

11月20日(土)~22日(月)、公益社団法人計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会がオンラインにて開催されました。工学部スマートシステム学科では2件の発表を行い、そのうちの1件は卒業研究に取り組んでいる4年生が、研究の取り組みを発表してくれました。学生の発表の様子について、学長室ブログメンバーでスマートシステム学科の伍賀が報告します。

オンライン開催されました

 

今回の学会では、システム工学のセッションで、4年生の村上力丸君が自身の卒業研究を「実機ロボティック・スワームを志向した小型全方位カメラの画像処理に関する研究」としてまとめて発表しました。また、適応システムのセッションで、同じく4年生の横山雅治君と私(伍賀)が行っている研究を「高次触覚機能のための光学式触覚センサの研究」としてまとめて発表しました。

オンラインでの開催のため、2分間のショートプレゼンテーションと1時間のポスター発表は、大学に居ながらにして参加することができました。普段の研究を行っているゼミ室から学会に参加することができたので、学生の皆さんにはプレッシャーは少なかったようですが、やはり様々な他大学の研究者からの質問を受けたり、コンピュータ上で再現されたヴァーチャルな会場のシステムを体験したりと、勉強になることが多々あったようです。

ゼミ室からオンラインでポスター発表の質疑応答をする村上君

 

実際に発表した村上力丸君に感想を聞いたところ、次のような反応が返って来ました。

「ヴァーチャル空間に再現された会議のシステムに驚きました。全国学会で、様々な大学が行っているハイレベルな研究を見ることができてとても勉強になり、また専門外の研究者の方から研究についての説明を求められてプレゼンテーション力を向上させなければいけないと実感しました。いろいろな面で卒業研究のモチベーションが向上しました」

また、学会での公開イベントでは、学生向け企業セッションでものづくり業界の実際の話やベンチャービジネスの展開などの話が企業の講師の方からあり、このイベントも学生の皆さんにはとても勉強になったようです。こちらは、スマートシステム学科のミーティングブースで聴講することができました。

公開イベントを聴講する村上君(奥)と発表をサポートしてくれた本田君(手前)

 

今回の学会は、4年生は全国学会での初めての発表ということで少々緊張して不慣れなところもありましたが、彼らにとっては貴重な経験となったようです。ここから得たことや学んだことを自身の卒業研究にフィードバックし、よりよい結果を出してほしいですね!

参加してくれた学生の皆さん、お疲れさまでした

 

 

学長から一言:学士課程の卒論に係る内容が全国学会で発表できるレベルに達していることは素晴らしい。参加者から寄せられたコメントや質問を踏まえ、最終的な提出まで卒論にいっそう磨きをかけて欲しいですね。コロナ禍のため、オンラインでの催しが格段に増えた昨今、学会発表も例外ではありません。移動に要する時間や経費は節約でき、質疑応答などもほぼ対面での実施と同じようにできるのでしょう。しかし、発表セッション後の廊下や控え室での雑談、さらに懇親会や居酒屋での二次会の研究談義も通じて、時に新たな発想や研究グループが生まれる学会の効用を懐かしむのは、アナログ・対面時代の年寄りのノスタルジアでしょうか?

 

 

 

 

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