【生命栄養科学科】臨地実習出発式!
実際の管理栄養士が働く現場、すなわち保健所、福祉施設、小学校、病院などでの実習を、生命栄養科学科では3年次の夏から冬にかけて行います。実習先では大学で学んだ知識だけでなく、コミュニケーション能力や課題解決能力なども必要となります。
また、実際の現場を経験することは、管理栄養士とはどのような仕事なのかを学べる貴重な機会であるとともに、自分が将来どういう職場で働きたいかを考えることにつながります。
こんにちは。生命栄養科学科の学長室ブログメンバーSです。毎年この時期、本学科では実習の出発式を行います。この出発式は、教員が実習へ向かう学生を送り出し、また学生は「頑張ってきます!」と宣誓を行う、ひとつの節目となる行事です。
K助手にその内容を紹介してもらいます。
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7月26日(木)に臨地実習出発式が行われました。
臨地実習に行く3年生をはじめ、教員と1・2年生が出席しました。
井ノ内生命工学部長からの挨拶では、特に「挨拶」「感謝の気持ち」「奉仕の精神」の3点が強調されていました。
「実習は、自らの努力だけでなく多くのサポートによって成り立たっており、感謝の気持ちと覚悟を持って実習に励みましょう。実習は、基本的には自分のスキルアップのためのものです。生命工学部の代表として、責任ある行動をしましょう。」
菊田生命栄養科学科長からも挨拶をいただきました。
「実習では、今まで大学で学んできたことを思う存分発揮して活躍してきてほしいと思います。大学の授業とは違い、現場での判断は教科書を見て確認することはできません。心して実習に参加しましょう。実習先でわからないことがあれ ば、言い訳をせず素直にわからないと言いましょう。その代わり、後で自分で調べてリカバリーをしっかりしましょう。」
学科長から、出発式に参加した後輩たちにも激励の声がかけられました。
「1年後、2年後には、先輩たちのように実習に臨まなければなりません。これからしっかり学んでいきましょう。」
そして、実習生代表として野生須葵さんが堂々とした態度で心構えを話してくれました。
「社会において、多様なニーズに対応できる質の高い管理栄養士を目指すために、臨地実習という大きな一歩を踏み出そうとしています。学科の先生方に感謝を示すとともに、実習中も感謝の心と姿勢を忘れず目標を持って取り組みます。同じ目標を持った仲間と支え合いながら充実した実習を送り、自分自身の力を養っていきます。」
実習は8月から順次始まります。
事前準備をしっかりとして、学びの多い実習にしてもらいたいと思います。
学長から一言:臨地実習に出かける学生の皆さん、実習先の皆さんは福山大学の名前も背負っていますよ。。。しっかり、謙虚に学びましょうねッ!コミュニケーション力の必要性と重要性も実感するでしょう。。。がんばって!!!