【人間文化学部】淡江大学の皆さんとの広島・岡山研修
2回にわたってお伝えしてきました台湾の淡江大学の皆さんの日本語文化研修ですが、広島・岡山研修の様子についてそれぞれ担当した学部教員がまとめましたので、学長室ブログメンバーの阿部がお伝えします。
■広島研修
7月24日(火)は、広島方面のフィールドワークで宮島の厳島神社と西条の酒蔵見学 に行きました。
まずは、バスで宮島に向かいます。バスの車内では、本学の学生と淡江大学の学生の会話がまずまず弾んでいました。
続いて、宮島行きのフェリーでの様子です。乗船時間は10分程度です。
宮島に到着後はロープウェイで弥山に行き、その後、厳島神社を見学しました。この日も非常に暑く、皆さん適宜休憩をしながらの見学となりました。
最後に西条の酒蔵を見学して、フィールドワークは終了しました。(メディア・映像学科 渡辺准教授より)
■岡山・倉敷研修
7月27日(金)の岡山・倉敷のフィールドワークは、コスプレに始まりコスプレに終わるといった研修でした。淡江大学の学生さんたちは、福山城とはまた趣が異なる岡山城に感動していたのはもちろんですが、一番盛り上がったのが「体験コーナー」でのコスプレです。刀で戦いのシーンを演じたり、大名の籠に乗ったりと写真撮影に夢中でした。
そして、倉敷市児島の日本被服では、日本の制服の歴史について説明を伺った後に、またまた制服着用体験コーナーに。台湾には制服がないとのことで、男子は学ラン、女子はセーラー服を着用して楽しんでいました。(心理学科 赤澤教授より)
■日本語文化研修最終日
そして、いよいよ帰国の途につく7月29日(日)は台風12号が本州に上陸、明け方から昼にかけて広島を直撃する状況になりました。午前6時と9時に広島空港を出発する便は、予定通り運航するということなので、バスに乗車して空港へ向かいました。また、7時には手荷物検査の列に並んだものの長蛇の列、しかもなかなか前へ進みません。なんと手荷物検査の機械が故障し、係員が荷物を一つずつ開けて点検していました。それでも何とか8時過ぎに11名のチェックインが終了、8時半には全員が搭乗口に行き、予定通り9時に離陸しました。引率の伍さんからは、昼過ぎに無事到着したとのメールが入りました。(平学部長より)
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今回は、豪雨災害に伴う対応や台風の懸念もある中での開催となりましたが、無事に全日程を終えることができました。学長室ブログで紹介した以外にも、日本語の授業や文化体験もあり、参加者の皆さんにとってはあっという間の10日間となったのではないかと思います。今回の研修に関わって下さった皆様に、改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました!淡江大学の皆さん、またお会いしましょう!!!
学長から一言:豪雨災害の後から逆走台風の前までの間の、日本文化研修になりました!自然災害の少ない福山市としては珍しいことですが、何とか無事に切り抜けました。。。関係者の皆さん、お疲れさま! 淡江大学の皆さん、日本文化の特徴や良さが肌で感じられたでしょうか!?!