【情報工学科】研究会で学生奨励賞を受賞!
情報処理学会の研究会にて発表を行い、学生奨励賞を受賞したとの報告が情報工学科の4年生の村上順也君から届きました。
情報工学科の中道です。
情報工学科の4年生の村上順也君が、2018年6月28日から29日にかけて鹿児島県鹿屋市の鹿屋体育大学で開催された、情報処理学会第42回インターネットと運用技術研究会(IOT研究会)で発表を行い、学生奨励賞を受賞しました。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/iot42.html
IOT研究会はインターネット技術全般およびインターネットを含む大規模分散システムの構成および管理・運用に必要な技術の研究を行っている研究者や技術者が多く集まっている研究会です。今回の研究会は、国立大で大学の情報インフラの管理運営を行っている教職員の会議である、国立大学法人情報系センター協議会(http://www.nipc.med.tuat.ac.jp)総会と同時に開催されました。もともと、IOT研究会では国立大学の情報系センターの教職員も多く活動しているのですが、今回はそれ以外の総会の参加者も多数IOT研究会に参加されていました。
村上君は、「悪性Botnet包囲網におけるDGA検知の試み」という題で、多くのネットワーク管理者が悩まされている遠隔操作ウィルス(悪性Bot)の検出に関する研究の発表を行いました。
研究会の最後で、村上君はもう一人の学生と共に、学生奨励賞を受賞しました。
同じ研究会で、情報工学科の山之上教授も、「悪性Botnet包囲網におけるP2P通信検知の試み」という題で発表を行いました。
今回の情報工学科の2人が発表した研究の一部は、JSPS科研費 16K00197の助成を受けて実施されました。また、山之上研究室の他の学生諸君にも実験などで手伝ってもらっています。
この研究でPukiWiki, Java, Pcap4J, Eclipse, Eclipse Egit, M2Eclipse, Apache, Apache http client, twitter4j, Raspberry Pi, Raspbianを利用させていただいています。ここに感謝します。
学長から一言:村上君、素晴らしい賞を、おめでとう!!!それにしても、「悪性Botnet包囲網におけるDGA検知の試み」という題名からは、ヒトの愚かさと賢さの両方を感じさせられますね~~