【スマートシステム学科】キャンパス見学会を開催!ドローンを操縦してみませんか?
2021年度の福山大学のキャンパス見学会は、6月26日(土)がすでに終了し、今後は7月17日(土)、8月22日(日)、9月11日(土)に開催されます。6月に開催されたキャンパス見学会は、Webを利用した遠隔開催で配信されました。工学部スマートシステム学科でも、学科紹介・研究室ツアー・模擬授業を遠隔で実施しましたので、この様子について、スマートシステム学科ブログメンバーの伍賀が報告します。
【学科紹介】 ようこそ!スマートシステムの世界へ
スマートシステム学科では、昨今、急速に進化する電気・電子工学技術に対応して、学生が将来の目標を柔軟に選択できるように、2コース制を設定しています。電力系統・電気機械を中心とした産業に貢献する電気技術者を育成する『電気工学コース』、コンピュータの組み込み技術などの先端テクノロジを学ぶ『電子システムコース』です。学科紹介については、学科長の仲嶋教授が行いました。また、アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)や就職率100%を長年キープしている理由、そしてカリキュラムの詳細などもわかりやすく解説しました。
仲嶋教授によるZOOMでの学科紹介です。
【研究室紹介】 スマートシステムの世界を見てみよう!
続いて、香川教授のナビゲートで、研究設備や研究室を配信するヴァーチャル見学ツアーを実施しました。工学部棟の1階と2階を移動しながら配信、2階に設置された「電気工学コース」の高電圧実験施設を紹介、高電圧の放電を実施、「バチン!!」という音もしっかり配信されました。
1階には様々な工具があり、ロボット製作をしている軽作業室やレーザー加工機を取り上げ、合同ゼミ室では各研究室が取り組んでいる環境計測デバイス、半導体デバイス、海中用カメラとドローン、小型自律移動ロボット、学生が取り組んできたガンダムプロジェクトなどを紹介しました。
香川教授のヴァーチャル見学ツアー・ETロボコンのプロジェクトルームから開始
2階の高電圧実験・放電実験をデモ、青白い光が「バチン!!」
学生主体で取り組んできたガンダムプロジェクトのコックピットも詳しく紹介!
【模擬講義】 宇宙を活かしたマネジメントって?
スマートシステム学科では、里山・里海の環境維持のため、人工衛星からの観測データを活用する宇宙研究プロジェクトを実施してきました。今年度は、講義をネットで配信する形式で、関田准教授が宇宙開発に関する話題や防災のための小型衛星、地域の里海をゆたかにするための衛星活用の講義を配信しました。宇宙の不思議、宇宙開発の長期的動向、スマートシステム学科の取り組みなど、福山大学が取り組んでいる宇宙関連プロジェクトを紹介しました。
関田准教授による模擬講義の配信の様子
【7月17日(土)】 次のキャンパス見学会の内容は・・・?
ネットで実習できる、ドローンを操縦してみよう!
ドローンやロボットを自由に操るため、学習用プログラミング言語Scratchを活用し、プログラミング初心者でもドローンを操縦できるプログラムが書ける実習を行います。実際にドローンを飛ばすことを通じて、ハードウェアとソフトウェアを両方学ぶスマートシステム学科のエッセンスを紹介する予定です!
Scratchを使ったドローン・ロボット操縦実習(昨年のもの)
詳細はホームページに掲載されますので、そちらを是非ご確認ください。次回以降も見学会を通じて、たくさんの皆さんに学科紹介できることを楽しみにしています。
学長から一言:スマートシステム学科にふさわしい、いかにも「スマート」なキャンパス見学会。電子・電気工学分野に関心のある人にはたまらない魅力満載でしょう。説明する教員も思わず力が入ったことが伝わってきます。次はロボットやドローンを体験できる実習も準備中とのこと。将来エンジニアを目指す人たちのハートをしっかりつかむ企画をドンドン打ち出して下さい。