【情報工学科】セキュリティ・キャンプ全国大会2021への参加選考を通過
情報工学科3年生の新田耕大さんが、情報セキュリティに関する高度な技術教育と倫理教育を受講できる2021年度のセキュリティ・キャンプ全国大会への参加に関する選考を通過しました。このことについて、情報工学科の山之上教授が紹介します(投稿は学科ブログ委員の中道)。
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「セキュリティ・キャンプ」は、学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する事業です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)や一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会が主催し、経済産業省が共催しています。
セキュリティ・キャンプ全国大会は、事前の審査に通過した22歳以下の学生・生徒を対象に開催されるもので、セキュリティ・キャンプ事業の中心的な行事です。4泊5日の合宿形式で行うことから「キャンプ」と称しています。しかし、2021年の全国大会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために例年の合宿形式をとり止め、オンライン形式での開催となりました。
この大会に参加するには応募課題を提出し、書類審査に通過する必要があります。
https://www.ipa.go.jp/jinzai/camp/index.html
新田さんから喜びの声をいただきました(Zoomから)。
「夜通しで応募課題に挑戦した甲斐あって、無事選考に通ることができたので嬉しいです。今年はオンラインで開催される予定ですが、講師の方々や参加者とたくさん交流したいと思います。」
ちなみに、この大会では各分野のエキスパートによる実践的な講義が受講できます。また、これまでにセキュリティ・キャンプに参加した修了生による学習支援があります。将来、情報セキュリティ技術のエキスパートやIT技術のエキスパートを目指される学生は、来年も是非応募していただきたいです。
学長から一言:全国規模でのキャンプとは、毎年いったいどれくらいの参加者なのでしょう。大会のHPの写真には80人弱が写っていますが、きっとたいへん難しい事前審査だったのでしょう。新田耕大さん、夜通しで頑張った甲斐がありましたね。事前審査の通過、おめでとう! そんなに一生懸命努力して勝ち取った貴重な参加機会です、実際の大会では大いに楽しみ、大いに学んで下さい。同じ関心を持つ人たちの集まりです。オンラインとはいえ、得がたい指導者や仲間に出会えるかもしれませんね。今から期待に胸が膨らむ思いでしょう。