【情報工学科】特別講演会「クラウドの進化と真価」を開催!
情報工学科では、6月7日(月)に株式会社スカイアーチネットワークス顧問の渥美俊英様を迎えて、クラウドの最新動向についてZoom講演会を開催しました。
このことについて、情報工学科の中道と山之上が紹介します。
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情報工学科では,学生の知識を広げることや就業意識を高めることを目的に、毎年度、特別講演会を開催しています。今回は緊急事態宣言下であっても、Zoom講演会という形で開催しました。
今年度は、元AWSJエヴァンジェリストとしても活躍され、現在、株式会社スカイアーチネットワークスの顧問である渥美俊英様をお迎えし、「クラウドの進化と真価、最新動向を知る ~クラウドが日本の価値を高める~」と題して金融分野を中心にご講演いただきました。
講演会では、クラウドの業界動向、事例紹介、クラウド人材について、ご紹介いただきましたが、そもそもクラウドの「価値」とは何でしょう?
- コンピュータ等の投資、施設、機器の維持が不要になり、本来のビジネスに集中できること。
現在、サービスが多様化&高度化することによって急速に応用範囲が拡大しています。クラウドのサービスの中で最も普及しているAWS(Amazon Web Service)、すべてのサービスはソフトウェアで制御されています。
クラウド人材育成のポイントについてもご紹介いただきました。
- 小さくても良いので早く始める(脱完璧主義)
- ハンズオン、現場経験の量
- 情報発信の機会を作る
「やってみる」人材と環境の提供が求められています。
講演では、学生からもチャットで質問が飛び交うなど、静かな中にも盛り上がっていました。
6月末までは福山大学のクラウド型の教育支援サービスCerezoからYoutubeの限定公開動画にアクセスして、情報工学科の学生であれば繰り返し講演内容を視聴することができます。今回の講演会を通して、活躍できる「未来創造人」のイメージが少しでも具体的になればと期待しています。
学長から一言:いかにも情報工学科にふさわしいリモート講演会だったようですね。日常的にもよく耳にする「クラウド」について、学生諸君の理解が深まり、大いに視野が拡がったことでしょう。さあ、今回の講演会で刺激を受け、視聴者の中から将来この業界で活躍するクラウド人材が何人現れることでしょう。今から楽しみです。