【情報工学科】国内最大規模のシンポジウムでプレミアムデモ+小中高生向けライブを配信!
国内最大規模の情報処理学会インタラクション2021において、情報工学科4年生の正畑さんがプレミアムデモ発表を行いました。また、小中高生向けライブ中継にも選ばれ、配信しました。
情報工学科の中道から紹介します。
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「インタラクション」とは、人と人工物がやりとりをすることで相互に作用することです。ゲームやバーチャルリアリティ(VR)で、人が何かをしたときにシステムが反応してくれることもインタラクションの技術です。
インタラクション技術を研究している人は、日本にたくさんいます。そして、日本中の大学や企業からインタラクション研究者が集まって、最新のインタラクション技術やコンテンツを発表するオンラインイベント(学会)が「情報処理学会 インタラクション2021」です。
https://www.interaction-ipsj.org/2021/
3月10日(水)~12日(金)にかけて完全オンラインにて開催されたインタラクション2021では、情報工学科4年生の正畑さんがプレミアムデモ発表を行いました。プログラム委員会にて選出されたデモ発表がプレミアムデモ発表となり、研究紹介スライドにもプレミアムの★マークが付けられます。当然、注目度も高く、常に多くの人がデモ発表を見に来ています。
(3A-03★)図書案内のためのスポットライト型ポインティングシステム
正畑智徳(福山大),武田祐樹(福山大),中道上(福山大),渡辺恵太(エムスリー株式会社),山田俊哉(NTTテクノクロス株式会社)
発表内容は、指を差した先にスポットライトが照射されたかのようにプロジェクションマッピングをする技術で、手のひらの角度で拡大・縮小ができるシステムです。図書館の司書の方々からも意見を伺いながら開発しました。
また、インタラクション2021の一部のデモ発表は、Google社の支援により小中高生企画「オンラインで見てみよう、聞いてみよう、言ってみよう」ということで、小中高生向けにオンライン中継されました。
https://www.interaction-ipsj.org/2021/event/event-detail/
正畑さんから喜びの声:「コロナの状況下の中で、3密を避けることが求められています。そんな中、本を手渡ししてあげるよりも、あそこにある方が求められるサービスなのではないかと考え、スポットライト型ポインティングシステムを開発しました。発表では、他にもいろいろなところに応用できそうとのコメントをいただいたので、発展させていきたいと思います。」
学長から一言:正畑智徳君、おもしろい!図書館で、非接触で本を紹介するのですねッ!!!これも、“災い転じて福と成す”タイプの技術革新でしょうか。。。す・ば・ら・し・い!!!