【図書館】『新入生にすすめる50冊の本』2021年度版は近日発刊!
『新入生にすすめる50冊の本』は2012年度に福山大学附属図書館が刊行を開始し、以降毎年刊行を続け、読書好きの大学生を増やす事に貢献しています。今回は、この『新入生にすすめる50冊の本』という書評冊子について紹介します(投稿 大谷)。
『新入生にすすめる50冊の本』は2012年度に刊行開始し、2018年度に読書推進システム「注文の多い図書館」を活用した現在のような組織的な取組みになりました。
「注文の多い図書館」は、本学の初年次教育科目「日本語表現法1」の授業内でも実施され、その成果物である書評の優秀作品が『新入生にすすめる50冊の本』に掲載されています。
本システムは、テーマに沿って本を選び「注文の多い図書館」の主である紫の猫から与えられた設問に答えていきます。すべての設問の回答を繋げると、自分の選んだ(読んだ)本の書評が完成し、読書の入口として機能するシステムです。
これは、高大連携の一環として広島県内の高等学校でも活用されています。ちなみに、今年は2校からの応募作品81篇を本学の図書館運営委員も審査し、優秀作品を表彰しました。
また、2021年度版の『新入生にすすめる50冊の本』には、本学の学生から47名、教職員から22名の原稿が集まりました。決して多くはない投稿数ではありますが、一つ一つの内容を吟味して選定した50篇になっており、アカデミックな仕上がりになったと思われます。
ちなみに『新入生にすすめる50冊の本』の表紙写真は、毎年開催されている「桜のミニフォトコンテスト」の表彰作品を使用させていただいております。2021年度版の表紙は、2020年度のコンテスト最優秀作品です。
希望を抱いて本学に入学された新入生に、まずは本冊子に紹介されている本を読んで、大学生活の足掛かりとなれば良いな!と思っています。
学長から一言:『新入生にすすめる50冊の本』の刊行も、すっかり本学の年中行事になりましたねッ!新入生の皆さんを、この小冊子がお待ちしていま~す!!!