【心理学科】サイバー防犯ボランティアが広島県警察本部より感謝状を受領!

【心理学科】サイバー防犯ボランティアが広島県警察本部より感謝状を受領!

インターネット上の犯罪を未然に防ぐ活動で、学生が引き続き活躍しています。犯罪心理学研究室及び捜査心理学研究室の学生が、サイバー犯罪防止ボランティア活動について広島県警察本部より感謝状をいただきました。心理学科皿谷陽子助手にその模様を報告していただきます(投稿は福留)。

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本日は、広島県警から委嘱されている「サイバー防犯ボランティア」に関する成果の報告です。2年連続で広島県内全サイバー防犯ボランティアの代表として、本学の学生2名が大役を務めた「サイバーセキュリティ・カレッジin広島」の様子を紹介します。

サイバーセキュリティ・カレッジのチラシ

サイバー防犯ボランティアは、本学心理学科の犯罪心理学研究室(平伸二教授)と捜査心理学研究室(大杉朱美講師)の学生が、特に子どもや学生がサイバー犯罪に巻き込まれることを防止するために教育活動や広報・啓発活動をしたり、SNS上のサイバーパトロールを行ったりする活動です。活動の詳細については、以下の広島県警察本部のホームページと過去の学長室ブログを合わせて参照ください。

  • 広島県警察本部のホームページ
  • 【心理学科】広島県警委嘱「サイバー防犯ボランティア」が活躍中(第1弾)(学長室ブログ
  • 【心理学科】広島県警委嘱「サイバー防犯ボランティア」が活躍中(第2弾)(学長室ブログ

「サイバーセキュリティ・カレッジin広島」には、サイバー防犯ボランティアの岡田諒子さんと加賀山海咲さん(犯罪心理学研究室3年生)の2名が参加しました。

本イベントは毎年2月に実施されており、今年で15回目の実施です。主催者は、広島県警察、広島市、広島県インターネット・セキュリティ対策推進協議会(通称:HISEC)となっており、今年は初めてのオンライン開催(Zoom)でした。

第1部の講演では、サイバーセキュリティの専門家からの講演があり、学生も真剣に耳を傾けました。インターネットやSNSを使用する上で気を付けるべきことやコロナ禍による仕事形態(在宅ワークやサテライトオフィスなど)の変化による情報セキュリティの問題等など、幅広く学ぶことができました。

第2部においては、サイバー防犯ボランティアの委嘱式が行われました。

サイバー犯罪対策のマスコット”サイパトくん”

最初に、本学における今年度のボランティア活動に対し、感謝状が贈られました。今年度はコロナ禍の影響で地域での教育活動は行えませんでしたが、可能な範囲でサイバーパトロールを行ってきました。その成果が認められ、福山大学のボランティアメンバー全10名に感謝状と記念品が授与されました。記念品は、代表して岡田さんが受け取りました。

オンラインで感謝状を受け取る岡田さん

続いて、来年度の委嘱状が交付され、来年度のサイバー防犯ボランティアを代表して、加賀山さんが決意表明を行いました。日々発生するサイバー犯罪被害を抑止するために、教育活動やサイバーパトロール活動などに積極的に取り組むことや安全で安心なサイバー空間の実現に寄与することを力強く宣言してくれました。

オンラインで委嘱状を受け取る加賀山さん

サイバーセキュリティ・カレッジに参加した2人の感想を紹介します。

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  • 人間文化学部心理学科3年(犯罪心理学研究室) 岡田 諒子さん

今回、サイバーセキュリティ・カレッジに参加してみて、安心してインターネットを活用するための必要な知識やこれからのセキュリティ対策について学びました。2020年に入ってから私たちの生活様式は大きく変わっています。リモートワークやオンライン授業などで、今までよりもインターネットを使って勉強をする機会が増えました。また、ウイルス対策ソフトを導入したりアプリを最新バージョンにし、安全にインターネットを利用していきたいと思いました。インターネットは便利でいいところもありますが、危なくて怖い部分もあると伝えていくことが大切だと思います。サイバー犯罪抑止の啓発活動に取り組む他団体のボランティアの方々と一緒に、サイバー犯罪を防止できるように頑張りたいです。

  • 人間文化学部心理学科3年(犯罪心理学研究室) 加賀山 海咲さん

私は今回、サイバーセキュリティ・カレッジに参加させていただきました。今年は対面で行うことができず、Zoomで行われました。初めに、インターネット活用についての講演がありました。近年では、SNSの普及やオンラインゲームの増加などにより、サイバー犯罪が増えています。犯罪被害に巻き込まれないためにどのようなことに注意をし、どのような対策を取らなければいけないのか考えることができました。一番印象に残っていることは、自分が投稿した動画や画像が勝手に他者から使用され、拡散されることがあるということです。そのため、安易な気持ちで投稿せず、一度じっくり考えてから投稿しなければいけないと感じました。また、講演後には委嘱式が行われました。皆さんと直接会うことができなかったので、どういう感じなのかと緊張していましたが、当日画面を通して皆さんの顔を見ることができたので、会場で行われているかのように感じられました。今回参加させていだたき、インターネットの適切な使い方について考えることができました。来年は対面で直接様々な方と交流できればいいなと思います。

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<後日談>

また、2月24日(水)に広島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方が来学され、岡田さんと加賀山さん、そして心理学科サイバー防犯ボランティア4年生の池野美裕さん(捜査心理学研究室:大杉ゼミ)と竹原美穂さん(犯罪心理学研究室:平ゼミ)の有志の学生で、委嘱状、感謝状及び記念品をいただきました。

委嘱状を受け取る加賀山さん

感謝状を受け取る岡田さん

記念品を受け取る池野さん

記念品を受け取る竹原さん

なお、池野さんと竹原さんは昨年度の委嘱式で代表を務めています。昨年度の委嘱式の様子はこちら

委嘱状、感謝状及び記念品の授受後には、広島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方々と今年1年どうだったか、また今後の抱負等を話しました。

最後に、広島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方と参加した有志サイバー防犯ボランティアの学生さんと記念撮影を行いました。

集合写真:両端はサイバー犯罪対策課の方々、左から竹原さん、池野さん、加賀山さん、岡田さん

2020年度は、新型コロナウイルスの影響で地域に出向いての活動はできませんでした。しかし、コロナの影響もありZoom等のオンライン交流が普及し、インターネットが生活の中でより欠かせなくなってきています。合わせて、インターネットに絡んだトラブルも増えているかもしれません…。福山大学のサイバー防犯ボランティアは、今後も積極的に防犯活動を実施していきます。

ご要望等がありましたら、是非心理学科までお問い合わせください!

 

学長から一言:福山大学のサイバー防犯ボランティアも、外部からしっかり認知される存在になってきましたねッ!コロナ禍で、インターネット等の重要性がいっそう高まる中、活躍の意義も大きいのでがんばって!

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