【海洋生物科学科】この1年の成果-卒業研究発表会
ドキドキの研究発表! 春の予感が漂いはじめた「2月12日と13日」-海洋生物科学科の卒業研究発表会が開催されました。
皆さんこんにちは。海洋生物科学科学長室ブログ委員の阪本です。
今回は、令和2年度卒業研究発表会の模様を報告します。
ドキドキの研究発表
4年生たちは、この日をどんな思いで迎えたのでしょうか。
みんなが研究室に配属されて間もなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響で思いもよらぬ1年のスタートとなりました。
緊急事態宣言が解除されるまでは、歯がゆい思いをしていたことでしょう。
大学へ登校ができるようになっても、研究室での三密を避けるために、人数を制限しての研究活動となりました。
この制約のなかで、いまできる精一杯のことに邁進し、自分たちの研究成果を創出することができました。
その成果を披露する場が、ドキドキの卒業研究発表会です!!
4年生はみな、発表会が近づくにつれ、心の緊張メーターがどんどんと上がってゆきます↗↗↗↗↗(汗)
そして迎えた卒業研究発表会当日・・・
いつもの年ならば、まず研究の成果を評価する教員2名への発表後、後輩たちが先輩の研究内容を視聴する場となり、大いに賑わいます!!
でも・・・今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、教員のみでの視聴となりました(残念)。
しかし、4年生のみんなは、自分の声で、自分の言葉で、今まで取り組んだ精一杯の成果を発表していました。
発表後、教員からの質問が飛び交います。
発表を終え「ほっ」とする間も無く、第2の試練です!!
ここでまた、思いもよらない質問を浴びることも(多々)あります。
ここを必死で乗り越えて、これまで見たことも感じたことも無かった「達成感」の境地へとたどり着くことができるのです。
今回発表した4年生たちの所属研究室は、以下の11研究室です。
①アクアリウム科学研究室
②沿岸資源培養学研究室
③海洋環境保全再生学研究室
④海洋植物科学研究室
⑤海洋動物行動学研究室
⑥海洋動物発生学研究室
⑦魚介類生体防御学研究室
⑧食品衛生学研究室
⑨食品機能学研究室
⑩水産資源生態学研究室
⑪水族生態遺伝学研究室
研究内容は多岐にわたり、福山大学のブランディング研究でもある「瀬戸内の里山・里海学」の研究発表もたくさんありました。
学生と教員がともに創り上げた作品です。
学生の個性もあって、様々なカタチの作品たち。
どれも素敵で、みんなの体温が伝わってきます・・・。
後輩へのバトン
さて、4年生の皆さんにはまだ大事なことが残っています。
この1年の成果と課題を、3年生に引き継がなければなりません。
バトンを受け取った後輩たちが、先輩たちの息吹を感じる熱い瞬間です。
「精一杯のバトン」はきっと、さらに素晴らしい研究へと展開していくことでしょう。
先輩たちの巣立つ姿をしっかりと心に刻んで、次を担う君たちの糧にしましょうねっ!!
「4年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、どうもありがとう‼‼」
学長から一言:4年生の皆さんの緊張感と高揚感の伝わってくるブログですねッ!!!コロナ禍の中での卒業研究も大変だった事でしょう。。。その分きっと身についたもの大きかった事でしょう!これからの人生に必ず役立ちますよ!