【機械システム工学科】3名の4年生が今春から高等学校教諭(工業)に!
本学科では、教職課程を選択することで高等学校教諭一種(工業)の教員免許が取得できます。教員免許取得を目指して、5名(男子学生4名、女子学生1名)の4年生が勉強中の機械システム工学科の状況について、同学科の小林が紹介します。
5名の学生は、すでに専門科目と教職科目の必要な単位をほとんど取得し終えており、順調に進めば、今年3月の卒業と同時に教員免許を取得します。
卒業後の進路ですが、5名のうち3名の学生(稲葉君、小川君、森貞君)は高等学校教員への採用が内定しています。1名は出身県の県立工業高等学校、他の2名は母校の高等学校で教員になる予定です(小川君、森貞君の教育実習の様子を「【機械システム工学科】自動車システムコースの2名が母校で教育実習!」で紹介していますので、併せてご覧ください)。
教員になる予定の3名の学生たちに、今の感想と今後の抱負を聞いてみました。
< 稲葉君 >
教員免許を取得するためには、教職課程の授業に加えて、他学科の授業の単位も取得する必要があります。学科の必修授業と授業時間が重なっていることが多く、4年間で全ての単位を取得することに苦労しました。目標達成のために自己管理をしっかり行いました。4月からは生徒に教えることはもちろん大事ですが、自分自身も学ぶことを大切にして、社会人として成長していきたいと思います。
< 小川君 >
福山大学でたくさんのことを学ぶことができました。特に私が学んだことは、自動車整備と教職についてです。私は4月から母校で教員を務めます。大学入学当初もそうでしたが、新しいことを始めるということは楽しさもありますが、不安もあります。しかし、その不安も楽しむよう全力で頑張りたいと思います。また、母校の高校には自動車整備工学科があり、そこで生徒にしっかり指導できるような先生になることが目標です。そのためにも、今は二級自動車整備士の資格取得を目指して勉強しています。
< 森貞君 >
私が福山大学に入学したのは、母校の自動車整備工学科の教員になるためです。機械システム工学科は、自動車整備士と教員免許がどちらも取得できるからです。教員免許を取得するには、整備士関係の授業や実習だけでなく、教職関係の授業も取得しなくてはいけないので大変でした。
4月からは毎日、生徒の前で教壇に立ち授業をすることになります。生徒にとってわかりやすい授業ができるのか?などの不安もあるようですが、大学で学んだことや教育実習で学んだことを生かして頑張ってもらいたいものです。
学長から一言:学生の皆さん、コロナ禍もなんのその、しっかり目標を定めてしっかり達成!す・ば・ら・し・い!!!生徒に慕われる人気の教員になりそう!がんばって!