【経済学部】ビジネス能力検定2級へ67名、3級へ127名が合格!
2020年度のビジネス能力検定試験の結果が発表されました。結果と試験対策講座(経済学部による独自講座、講師は2級:佐藤彰三教授・3級:野田)の様子を、学長室ブログメンバーの野田が報告します。
まずは、ビジネス能力検定合格者の結果と5年間の推移をご覧ください。
今年度の合格者は2級67名、3級127名という結果でした。試験は例年7月と12月に実施されていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、12月の1回のみでした。にもかかわらず、例年並みの合格者数になったのは、学生の皆さんがとてもよく頑張られたということだと思います。特に、難易度の高い2級の合格者は昨年度と比べて14名増加しています。2級は実務分野の問題が多く、就職活動や入社後にきっと役に立つでしょう。
2級の合格率は72.8%と全国平均をわずかに下回りましたが、昨年度の福山大学の合格率は60.9%(全国平均67.4%)でしたので、合格率は大きく上昇しています!
3級の合格率は91.4%と全国平均を上回る結果となりましたが、昨年度の福山大学の合格率は82.5%でしたので、こちらも大幅上昇!
対策講座は例年までとは違い、すべてオンデマンド形式で実施しました。
私(野田)は3級の対策講座を前期に行いました。7月の前期試験が中止となったため、12月の試験日まで時間がかなり空いてしまうことを大変心配していましたが、先にお伝えしたとおりの良い結果が出て安心しました。何度も復習が可能なオンデマンド形式だったことが功を奏した部分もあったかもしれません。
2級の対策講座は佐藤彰三教授が担当しました。以下は、佐藤教授のコメントです。
「2級の対策講座を担当しました佐藤です。ビジネス用語や試験対策などの資料作りにおいては私なりに工夫したつもりですが、遠隔実施では学生の皆さんの顔が見えず、反応が分からないためとても不安でした。例年とは異なり、試験は年間1回しか実施されず、3級・2級とも12月に同時でした。受験する学生の皆さんも準備が大変だったと思います。よく頑張ったと思います。結果、全国の合格率は及びませんでしたが、昨年度より合格者が増えたことが嬉しく、学生の皆さんの意識の高さと頑張りに感謝します。試験においてできたところ、できなかったところ、対策講座においてわかりやすかったところ、わかりにくかったところ等、皆さんの意見や感想がいただけたら来年度へつながると思います。ご協力をいただいた関係の皆さん、頑張った学生の皆さんに、心より感謝!」
佐藤教授は結果が届いて、すぐに試験結果の分野ごとの正答率の分析を行っており、既に来年度の対策講座の準備を始めています。試験問題が最新の時代状況に合わせて少し変わってきたようにも感じますので、私(野田)が担当した3級の対策講座も、来年度に向けてアップデートしたいと思います。3級に合格した人は2級に、惜しくも合格できなかった人や受験できなかった人も来年度チャレンジしてください!
学長から一言:コロナ禍に負けず、学生も教員もすばらしいがんばりですねッ!!!好成績、おめでとうございます!さらなる改善を目指して、早速来年度の対策講座に向けて、準備に入る経済学部の教員のこの熱意が凄い!!!