【経済学科】インターカレッジ・コンペティション2020最優秀賞及びスポーツ庁長官賞を授賞&2年連続ひろしまベンチャー育成基金銀賞を受賞!
コロナ禍の中ですが、経済学科の学生が2つの企画コンペで素晴らしい成果をあげました!
学長室ブログメンバーで、経済学科の藤本倫史が報告します。
まず、公益財団法人ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西組織委員会とスポーツコミッション関西が主催する「インターカレッジ・コンペティション2020」最優秀賞・スポーツ庁長官賞の受賞について紹介します。
こちらはオリンピックやラグビーワールドカップと並ぶスポーツの世界大会、ワールドマスターズゲームスが2022年に関西広域圏で開催されます。
その中で、組織委員会が大会の活性化をするために、2014年から全国の大学生に大会活性化案を募集しています。
そこで、本ゼミ4年生のリーダー小西明里さんと副リーダーの佐藤天奈さんを中心にして、3年生の山崎優くん、池田彩華さん、2年生の向田愛子さんがチームを結成しました。
女性スポーツの活性化を目的に、本ゼミでは2019年からスポーツ✕化粧品の研究を進め、スポーツ化粧品とAIを組み合わせたプランを作りました。
企画テーマは「Sports beauty project~美を関西から世界へ~」。スポーツによるメイク崩れを実証実験し、各人の肌質に合わせた解決策(スポーツ時のメイク方法やスポーツ後のスキンケア等)をAIによるスキンチェックを行って提案するというものでした。
また、このプロジェクトを現実的なものにするために、化粧品会社「桃谷順天館グループ」様にも協賛とご協力をいただきました。
発表当日(令和2年12月16日)は新型コロナウイルス感染症の影響で発表会場には行けず、オンライン参加・発表となりましたが、しっかりと準備をして堂々と発表してくれました。
写真出典:関西ワールドマスターズ組織委員会
結果は、とても嬉しい最優秀賞をいただくことができました。リーダーの小西さんは嬉しさのあまり涙を流していました。
また、審査員の先生方からも女性目線のアイディアと実現性の高さを評価されました。
さらに、松田学長からも「素晴らしいアイディアで収支計画も作り、実現性が高そうですね!」とお褒めの言葉をいただきました。
小西さんは、今年4月から化粧品関連会社に就職予定ですので、是非このプロジェクトを引き続き、実現に向けて頑張ってほしいです。
次に、公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金が主催する第27回ひろしまベンチャー助成金の学生枠で銀賞を受賞した学生についても報告します。
今回は、第27回ひろしまベンチャー助成金学生枠に、本ゼミの経済学科3年生の木戸崇博くん、徳永見くん、谷口尚也くん、枝廣倖大くんが応募し、見事に2年連続の銀賞を受賞しました。
今回の応募では、2020年6月~9月の4ヶ月間募集が行われ、学生枠33件の応募から一次書面審査・二次面接審査を経て、賞が最終決定されました。
今回のプラン名は、「福山大学✕スポーツ✕備後」地域交流型デリバリープロジェクトです。
少子高齢化や女性の社会進出によりライフスタイルの多様化が進んでいる状況下で、地方都市ではあまり普及していない食事配達サービスを学生主体の運営により行い、且つ配達前後に住民との交流を新たに生み出すことで、地域活性化に寄与するというコロナ禍でのスポーツビジネスプロジェクトを提案しました。
3年生のゼミでは今年度、課外活動がなかなか行えない中でゼミ生を3チームに分け、zoomなどのビデオ会議を活用してビジネスプロジェクトの提案を行いました。
このチームは、木戸くんを中心に粘り強く議論を行い、自分たちが納得できるプランを作成して成果を得ることができました。
松田学長からは「私も活用したいサービスですね!これからも頑張って研究を続けてください!」と激励のお言葉をいただきました。
これから3年生は就職活動が待ち構えていますが、この成果を胸にしっかりと頑張ってくれると思います。
今回、どちらのチームもコロナ禍で非常に難しい活動でしたが、創意工夫をして成果を残してくれたことは担任として非常に嬉しかったです。
これから、本ゼミでは研究力を高めることはもちろん、プレゼンテーション能力や社会人基礎力を高める活動もより推進していきたいと考えています。
学長から一言:コロナ禍などものともせず、なんと頼もしい藤本倫史講師とゼミ生の面々!!!素晴らしい想像力!素晴らしい創造力!素晴らしい企画力!素晴らしい実行力!お・め・で・と・う!!!