【サークル】学友会YRCボランティア部が福山市の善行市民賞・団体賞を受賞!
学友会YRCボランティア部が活動の一環として行っている芦田川(福山市)の清掃活動が、その功績を評価され、このたび福山市長より福山市の2020年度(令和2年度)善行市民賞・団体賞の表彰を受けました。顧問教員の山崎(人間文化学部心理学科)が報告します。(投稿:福留)
福山市の善行市民賞とは、「村上カヨ記念基金条例に基づいて、明るく住みよい地域社会の建設に資し、及び青少年の海外交流を図り、国際親善の促進に資することを目的として」善行市民を顕彰するものとされています。
そこで、YRCボランティア部の中から以下のメンバーが松田学長を訪問し、表彰の報告を行いました。部長の塩田沙月さん(人間文化学部心理学科2年生)、山口拓真さん(経済学部国際経済学科4年生)、有木香那子さん(人間文化学部心理学科4年生)、金子慎一郎さん(工学部建築学科2年生)、そして顧問教員の山崎です。
学友会YRCボランティア部は、「ボランティア活動を通じて健全な個々の育成を図る」「ボランティアの活動により地域社会に貢献する」「地域の人との交流を深め、親睦をはかる」ことを目的として活動しています。
全学部の1~4年生のうち約50名が所属していますが、日頃より福祉施設や市民センター、また「ゲタリンピック」など地域の祭りやイベントに出向いて会場スタッフや運営補助などのボランティア活動に取り組んでいます。そして、芦田川の清掃活動もその一環として継続して行っています。
芦田川本流の清掃活動は、福山市中津原・大渡橋周辺の路上や河川敷で行っています。さらに、ここ数年では、高屋川河川浄化施設、国土交通省・福山河川国道事務所・芦田川見視館周辺の路上や河川敷でも活動しています。河川敷や周辺の道路脇には、そこに捨てられたり大雨のあとに流れ着いたりした大量の空き缶や瓶類、粗大ごみ、信号待ちでポイ捨てされた吸い殻などが溜まっています。
この芦田川の清掃活動は、社会人グループの「リバーサイドグルーヴ」(音楽を通じて環境の大切さや尊さを伝える活動を行っている団体)が2008年から取り組んでいるもので、これにYRCボランティア部や高校生など10~40歳代の人たちも参加して、月1回のペースで毎回20〜30名程度が活動しています。YRCボランティア部は2013年から参加しており、今年で8年目となります。
この活動を通して、芦田川等のごみの現状や地域に暮らす者として美化に貢献する意識はもちろん、他の世代の方々と協力して活動に取り組むことの大切さを学んでいます。ごみの量はまだまだ多いのが現状ですが、YRCボランティア部の部員たち若い世代による地道な清掃活動が定着しています。
今年度は残念ながらコロナ禍の影響のため、活動の大部分を縮小せざるを得ない状況が続いています。しかし、メンバーたちはこのたびの表彰を励みに(「ソーシャル・ディスタンス」は取りつつ)お互いの気持ちのコネクションを大事に保ちながら、活動を継続していきたいとの思いを新たにしています。
学長から一言:表舞台ではないところで、しっかり社会を支える、まさに「善行」ですねッ!でも時には表舞台に立ちます!学友会YRCボランティア部の皆さん、福山市長よりの善行市民賞・団体賞の受賞、おめでとう!!!