【生命栄養科学科】ひろしまのレモンでレシピ開発!~レモンのお菓子を学内で配布~
ひろしまのブランドレモン『せとだエコレモン』を使って、生命栄養科学科の学生がレシピ開発に挑戦しました。
今回は、レシピ開発したお菓子の頒布会を行ったので、その様子を報告します。(報告:助手Y)
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生命栄養科学科では、食の面から地域の健康増進や地域活性化に貢献できるよう様々な活動を行っています。本年度は、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けて活動を縮小しつつも、感染症対策を万全にしながら「新しい生活様式」の中でできることを模索しています。
そんな中で取り組んでいる事業の一つ『ひろしま地域食材PR促進事業』は広島県農林水産局の委託事業で、主な活動内容は以下の3つです。
①広島県の特産品を使ったレシピ開発
②使用した特産品を生産している生産者との交流(前回ブログ:【生命栄養科学科】ひろしまのレモンでレシピ開発!~生産者との交流~で報告しています)
③開発したレシピの試食会
今回は、③試食会の様子を紹介します。
≪ひろしまレモンを使ったお菓子の頒布会≫
12月8日(火)の昼休憩の時間、1号館エントランスにてオリジナル「レモン菓子」を学内の皆さんに無料配布しました。
レモンのお菓子を配布したのは、レシピ開発をした生命栄養科学科栄養教育研究室の4年生です。
クリスマスも間近なので、サンタクロース&トナカイに扮して楽しさいっぱい! 皆さんにクリスマスプレゼントとして配布しました。
もちろん、アルコール消毒とビニール手袋で感染予防もばっちりです。
そしてこちらが、せとだエコレモンを使った手作りお菓子『レモンのオランジット』『レモンチュイール』です。
『レモンのオランジット』
レモンをそのまま輪切りにして、砂糖で煮て乾燥させたレモンピールに、クーベルチュールチョコレートでコーティングしています。農薬不使用で栽培された安全な『せとだエコレモン』ならではのレモンを丸ごと楽しめるお菓子です。レモンの爽やかさと苦みがチョコレートとマッチングします。
『レモンチュイール』
こちらはレモンの皮を生地に練りこみました。サクッとした生地の軽さに、レモンの皮が優しく香るラングドシャです。くるんと丸まった形(チュイール=フランス語で瓦という意味です)のかわいいクッキーです。
1号館エントランスにて頒布会をスタート!
お菓子をもらった学生さんはみんな笑顔でした(マスクでよく見えませんが)!
レモンのオランジットは200個、レモンチュイールは100個用意しましたが、大盛況であっという間になくなりました。「おいしそう!」「かわいい!」と大好評でしたよ。
こちらは後日回収した感想ですが、美味しいと嬉しい言葉をいただきました。
オランジットは、レモンの風味とチョコの相性が◎という意見が多数でした。
また、「地域の食材をしっかりアピールしてください」といった応援メッセージもいただきました。
チュイールは、レモンの香りがよく、サクサク生地にほどよい甘さが好評でした。
今年は、残念ながら地域の皆さんに試食していただくことは叶いませんでしたが、この機会に是非「広島のレモン」をお楽しみください! なお、開発したレシピは後日広島県の「ひろしま地産地消ファンクラブ」HPに掲載されますので、こちらもご覧ください。
最後に、本事業にご協力いただきましたJA三原せとだ柑橘販売課の皆様及び原田様をはじめ、レモン生産者の方々に心より御礼申し上げます。レシピ開発に奮闘し、頒布に向けて多くのお菓子を準備し、学内の皆さんに配布してくれた栄養教育研究室の4年ゼミ生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
コロナ禍で大変な中、レモンのお菓子を通して多くの人たちの笑顔が集う心温まるひとときとなったことが何よりも嬉しいことでした。感謝、感謝!
~~ おまけ ~~
お菓子の調理風景です。
少数精鋭で手際よく調理していきました。(さすが管理栄養士の卵ね!)
ちなみに、オランジットのチョココーティング技術は、食品の結晶について研究している山本教授と中崎助教にも協力いただきました。
調理当日に助っ人に駆けつけてくれた中崎助教(右)です。ありがとうございました。
栄養教育研究室メンバーです。
この事業に関しての連絡先
福山大学生命工学部生命栄養科学科栄養教育研究室 准教授 西 彰子
助手 山本沙也加
学長から一言:苦労もたくさんあったでしょうが、それは表に出さないで、笑顔、笑顔でがんばりましたねッ!!!ブログを読んでいると、甘いレモンの香りがしてきましたよ!商品化されないのかな?!?