【情報工学科】HISSにて優秀プレゼンテーション賞及び優秀研究賞を受賞!

【情報工学科】HISSにて優秀プレゼンテーション賞及び優秀研究賞を受賞!

第22回IEEE広島支部学生シンポジウムにおいて、情報工学科3年の山上誠人さんがHISS優秀プレゼンテーション賞を受賞しました、また、4年の正畑智徳さんがHISS優秀研究賞を受賞しました。おめでとうございます!

情報工学科の中道と池岡から紹介します。

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11月28日(土)と29日(日)の2日間にわたって開催されましたIEEE広島支部主催「学生の学生による社会のためのシンポジウム:The 22nd IEEE Hiroshima Section Student Symposium(HISS)」において、情報工学科から2名が受賞しました。おめでとうございます!
http://hiss22nd.sakura.ne.jp/awards.html

【工学部・工学研究科】IEEE広島支部の学生シンポジウムで発表!実行委員としても大活躍!
https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/42501/

HISS優秀プレゼンテーション賞
「避難誘導アプリVirtual Wallによる避難誘導実験」
山上誠人, 黒木春樹, 部谷泰生, 中園龍次, 池岡宏, 中道上, The 22nd IEEE Hiroshima Section Student Symposium, pp.123-126, 2020年11月.

土砂災害などで立ち入り禁止エリアが設定される前に、センサーネットワークを活用して、発災直後に立ち入り禁止エリアに近づくと避難者のスマートフォンに立ち入り禁止を伝える避難誘導アプリVirtual Wallを開発しています。
今回は、避難誘導の時間をフィジカル空間(現実空間)とサイバー空間(仮想空間)で計測して、避難時間が短くなることを明らかにしました。サイバー空間で避難訓練するような時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

 

山上さんの発表の様子

山上さんの発表の様子

山上さん受賞の様子

山上さん受賞の様子

山上さんの喜びの声
「HISS優秀プレゼンテーション賞をいただき、ありがとうございました。これも2年から研究相談させていただきご指導いただいた先生方、また共著にも入っていただきご協力いただいた先輩方のおかげです。本当にありがとうございました。今回はZoomでの発表でしたので、サイバー空間での実験環境をそのままお見せできたことが伝わったのかなと思います。また、多くの意見もいただけたので、さらに反映して研究を進めていきたいと思います。」

また、正畑智徳さんもHISS優秀研究賞を受賞しました。
HISS優秀研究賞は、投稿論文を査読いただいた審査員の推薦によって決まります。

HISS優秀研究賞
「図書案内のためのスポットライト型ポインティングシステムの提案」
正畑智徳, 武田祐樹, 中道上, 渡辺恵太, 山田俊哉, “図書案内のためのスポットライト型ポインティングシステムの提案”, The 22nd IEEE Hiroshima Section Student Symposium, pp.232-233, 2020年11月.

本を探している利用者に司書が指差しで伝えると,その先にスポットライトのようにプロジェクションマッピングする環境を開発しました。これによって、コロナ禍でも利用者に近づくことなく、本の位置をわかりやすく伝えることができます。

正畑さんのデモ発表の様子

正畑さんのデモ発表の様子

正畑さんの喜びの声
「HISS優秀研究賞をいただき、ありがとうございました。コロナ禍で、非接触操作技術を取り入れて支援できないかと考えて始めた研究が評価されたのではないかなと思っています。また、図書館の司書の方々にもご協力をいただき開発することができました、本当にありがとうございました。現在、卒業論文に向けての実験も進めており、また発表できればと思っています。」

 

学長から一言:学部の卒業研究の一環でしょうか。。。山上君は、まだ3年生! 2人ともなかなかハイレベルで、かつ成果のわかりやすい、すぐ役立ちそうな、おもしろい研究ですねッ!山上君、正畑君、お・め・で・と・う!!!

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