【生物工学科】芋ほりから学ぶこと
何故、バイオテクノロジーの学科で芋ほりなのか?私たち生物工学科の目標は、生物の仕組みを解き明かし、それを社会に活用することです。例えば、生物工学科では、ブドウという地域資源を材料に地域のバラから採取した酵母の発酵という生物の仕組みを利用することで、地域オリジナルのワインをつくっています。生き物をよく理解することから全てが始まります。普段はクールなバイオテクノロジーですが、泥臭い仕事も体験してもらいましょう。1年生が植物栽培実習で恒例の芋ほりを行いましたので、生物工学科の佐藤が報告します。
芋ほり隊の隊長はもちろんこの人。イモのおっちゃんこと秦野教授。昨年は、西藤保育所の子供たちとも一緒に芋ほりを行いました。今年もたくさん取れましたね。収穫したお芋はしばらく寝かせて、その後、学生たちが持ちかえります。
芋ほりをしていると、ムカデだとか、カナヘビだとか、カマキリなどいろいろな動物たちに出会えます。こんな豊かな自然が生物工学科の建物のすぐそばにあるという、とっても恵まれた環境なのです。
芋ほりから何を学びましょうか?植物の成長の仕組み、畑の周りの生態系の仕組み、泥臭い仕事の大変さ、収穫の喜び、採れたお芋のおいしさ、共同作業の楽しさ・面倒くささ、たかがイモからなんか新しいものを作ってやろうという気概、、、。実はいろいろな感情を刺激してくれる体験なのだと思います。バイオテクノロジーなのに、え?農作業っ?と思った1年生の皆さん。新しい体験は新しい自分に気づくチャンスでもあります。いろいろな体験をして、いろいろな自分に出会える4年間になればいいですね!
生物工学科では、様々な分野の教育・研究を行っています。興味のある皆さんは、是非こちらの動画サイトから学科のことをもっともっと知っていただければ嬉しいです!
学長から一言:生物工学科はワ・イ・ル・ド!サツマイモも大好きだけど、マスクの下の学生の笑顔も大好き!!!(ただし、畑のムカデは苦手)