【大学】防災,IoT・AI活用,教育・人材育成に関する協働事業を開始!

【大学】防災,IoT・AI活用,教育・人材育成に関する協働事業を開始!

福山大学はエレクトロニクス機器メーカーの太陽誘電株式会社、福山地域に拠点を持つ総合設備エンジニアリング企業の株式会社サンテックと防災、IoT・AI活用、教育・人材育成に関する協働事業契約を結びました。この連携についての懇談会が9月18日(金)に福山大学で開催され、出席した仲嶋教授(スマートシステム学科・学科長)より報告が届いています。(工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)伍賀 投稿)

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福山大学は太陽誘電株式会社および株式会社サンテックと協働事業契約を締結しました。

太陽誘電株式会社(東証一部、以下、太陽誘電)は電子部品製造のトップ企業で、同社の強みである電子部品の高密度実装技術等を生かしたソリューションビジネスへの展開も進めています。そのテーマの一つとして水害監視ソリューションがあり、自社で開発した小型・軽量・高感度センサー群の実証実験を地方自治体の協力の下、総合設備エンジニアリング企業である株式会社サンテック(東証二部、以下、サンテック)と連携して進めています。

この度の契約内容は、本学の有する備後地域に根差した防災やIoTに関する知見と2つの会社の技術力を持ちより、地域防災に係る新事業創出に向けた技術情報交換、IoTとAI活用に係る共同研究実施の可能性の模索、学生のキャリア形成と企業内の人材育成等で連携協力を行なっていくというものです。

懇談風景 (太陽誘電、サンテックの方々)

このお話は、学生の採用活動などを通じて福山大学の教育、研究におけるブランディング戦略を知ってくださっているサンテックが、当該戦略における工学部の取組みと同様の方針を持ち上述の開発を行っている太陽誘電にご紹介頂いたことに端を発して実現しました。

この契約締結を受け、9月18日に両社の代表者の方々が本学を訪問され、今後の連携についての懇談を行いました。太陽誘電より梅澤常務執行役、高木理事新事業推進室統括室長、萩原新事業推進室課長、サンテックより八幡取締役、村上営業企画部長、鈴木福山営業所長(電子・電気工学科(現 スマートシステム学科)卒)を迎え、本学からは、松田学長、冨士副学長の他、協働事業の実行担当者の代表としてスマートシステム学科の香川教授と筆者(仲嶋)が出席して懇談を行いました。

懇談風景 (福山大学から4名)

 終始、和やかな雰囲気の中、水害監視システムに関する実証実験や研究開発、教育・キャリア形成での連携について有意義な意見交換がなされました。太陽誘電はSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の達成やSociety5.0の謳う超スマート社会の実現に積極的に取り組むなど本学と方向性を共有しており、今後の展開が楽しみです!

15号館前にて記念撮影(左より、太陽誘電・梅澤常務執行役、松田学長、サンテック・八幡取締役)

 

学長から一言:企業と大学、それぞれのアイデアがぶつかり合い、新しい上質のアイデアが生まれ、新商品として実現していく過程に、学生もしっかり関わって、創造的思考力を鍛える機会にもなると、学長としては最高にうれしいですねッ!!!

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