【生物工学科】東村葡萄園で初の収穫!
生物工学科の東村葡萄園で、マスカット・ベーリーAを初めて収穫しました。福山大学ワイン醸造所長兼学長室ブログメンバーの吉崎が報告します。
初収穫!
生物工学科では昨年、大学からほど近い場所に東村葡萄園を開所しました。今年は植え付けてまだ2年目で、ビニール屋根も張ってようやくブドウ園らしくなってきたばかりです。木に負担がかからないよう、今年はほんの少しだけ実を育ててみました。
写真のとおり、小ぶりで良い感じのブドウに育ちました。ワイン用のブドウは肉厚で、小さい方が成分が濃くなり、良いブドウとされます。この点は生食用ブドウとは違うところですね。糖度は、この品種としては十分な19度ほどありました。どんなワインになるのか、とても楽しみですね。
今年の収穫量は全部で25キロくらいでしたが、ブドウ園の維持にご協力いただいた方々へ少しばかりお配りして、残りは研究用に保存しました。順調にいけば、来年は100キロ以上の収穫が見込まれますので、東村葡萄園のブドウでワインができるのは来年以降になる予定です。
前期は、ほぼ遠隔授業でしたので、ブドウ園の維持管理は主に醗酵科学研究室の学生と教員で行いました。写真は草刈りをする4年生です。後期は、来年の収穫に向けた剪定作業などは生物工学科の2年生と一緒にできたらいいなと思っています。
学長から一言:初収穫の東村葡萄園のブドウを、私も試食させていただきました。。。生食用としても、なかなかしっかりしたお味で、おいしかったですよ!ワインになるのを楽しみにしていま~す!!!